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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00361 2015.06.27
『異境備忘録』の研究(46) -魔界-
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「悪魔界へは一度も入りたる事なし。されどもこの界の魔王どもは見たる事あり。第一を造物大女王と云ふ。面貌白く眉長くして黒く、唇は黄色にて身長一丈(約3m)ばかり、髪は二尺(約60cm)位立ち上りて、後に折曲して三方に散別して腰に至る。天地開闢の際、積陰の悪気(あしけ)凝結してこの女王となりしと云ふ。第二を無底海太陰女王と云ふ。面色赤く唇青黒く、髪赤黒くし
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#00360 2015.06.21
『異境備忘録』の研究(45) -西洋仙界-
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「西洋にも一つの幽界あり。北方より南方を向ひて入る。家は数千万凸凹として屋根は悉(ことごと)く平かなり。高さは十五丈(約45m)ばかりにして皆白色なり。家中には物を売買するの状(さま)見えて、種々の物品を陳列したり。その美なる事言語の尽くす所にあらず。 商家と思(おぼ)しき所を経て東に曲折して歩すれば大川あり。北より南に流れ、その水、色碧(みどり
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#00359 2015.06.14
『異境備忘録』の研究(44) -神集岳と仏仙界の関係-
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「神仙界と仏仙界とは大に差別あれども、神仙界へ通へるもありて、常には仲悪しき事のなきを、神仙界を脱して仏仙界に入り、仏界を脱して神仙界に入る者のある時、且つ現界の人死して十一月八日頃に神仙界に各々の霊魂上昇せんとする時、仏仙界の者前に廻りて、仏仙界を神仙界と偽り見せて誘ひ込みて、その霊魂に、「先祖代々の霊魂もこの界に止まり居る」とて、その死去せ
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#00357 2015.06.2
『異境備忘録』の研究(42) -神集岳と支那仙界の関係-
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「少名彦那大神の支那の神仙界へ奉迎せられ給ひし時、諸神の随行せられし中に川丹先生もその一人なれば、余(よ)も又川丹先生の随行となりて参りたる時、かの界にて諸真形図並びに符文数多(あまた)、神代の霊宝及び宝鏡十一面拝見し、その上に女仙の舞を四番拝したり。宝鏡十一面の中(うち)三面は天竺上代の物と云ふ。八面は元始天尊(げんしてんそん)の天神(あまつ
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#00356 2015.5.27
『異境備忘録』の研究(41) -支那仙界-
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「本(もと)は日本の産(うまれ)にて支那の仙界にある者は、役小角(えんのおづぬ)、橘広継(たちばなのひろつぐ)、常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)、聖徳太子、大津皇子(おおつのみこ)、菊丘文坡(きくおかぶんぱ)なり。然(しか)るに役小角と聖徳太子とは、その本は仏仙界にありしを支那仙界に遷りたりと云へり。」『異境備忘録』
『幽界物語』では、清
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#00355 2015.5.21
『異境備忘録』の研究(40) -山人の上遷-
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「地球上の中なる夜国に近き所に一つの天狗界あり。この界の名をフルジバルと云ふ。漢字に訳すれば自明界と云う事に当たるとぞ。如何(いか)なる故あるにや、この所は鶴鳥の最も多き所なり。この界にて祝歌を歌ふ音声を聴くに、西洋、支那、日本の語を交へて云ふ様に聴こえたり。」『異境備忘録』
「夜国」とあるのは地球内部の黄泉国のことで、現界と黄泉国の中間
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#00353 2015.5.9
『異境備忘録』の研究(38) -天狗界の養生法-
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「天狗にて肉体の者の養生と云ふは、徳利に八分目位水を入れて厳しく振る事数万にしてその水を出せば熱湯となる。それに田螺(たにし)の干物を入れ暫く置きて取り出し食ふなり。一度湯に入れてその肉を取り、干したる田螺は火を以て焼き、沸かしたる功なしとて水をそのまゝ湯にするなり。 又、熱湯を徳利に入れてその口を詰め、忽(たちま)ち淵に投じ、二時(ふたとき
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