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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。

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#00733 2021.8.30
奇蹟の書(8) -遠感・透視・遊魂-
 俗歌に「死んでも生命(いのち)があるやうに」といふのがあるが、これは恋仲の両人が情死をしたいといふ心になっての願望を茶化して唄ったもので、作者は無論のこと死後の生命を信じてゐるのではないのだ。
 然るに近年勃興した心霊科学で、人は死後にも生命があることが確実になったのは、いはゆる世紀の驚異である。しかし一般の唯物学徒は先入主に捉へられて、頑と
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#00732 2021.8.24
奇蹟の書(7) -化精-
 心霊原素の本源に就て世の霊魂学者は頭を悩ましたが、大部分はエーテル的であると見做(みな)したことは前項に説いた如くである。吾人(ごじん)も嘗てはその種の考へを持ってゐたが、勿論エーテルは二様の結合形式を持って居て、その第一次のものが心霊要素を為し、第二次のものが物質原素を作るのだらうと想定をしてゐたところ、これも人間の想像たるに過ぎないことが
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#00731 2021.8.18
奇蹟の書(6) -人体光線-
 心霊体が光輝ある電磁性の放射物を有することの発見者は、イタリアの科学者ライヘンバッハであった。それは今から約六十年前のことで、彼の研究は当時一部の人に驚異的な好奇の熱心さで実験を重ねられてゐた催眠術の応用に基いた発見であった。
 ライヘンバッハが心霊体から色のついた光線が放射されると言ったのは、自身が視たものではなくその実験人たる被催眠者の心
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#00730 2021.8.12
奇蹟の書(5) -心霊体の弾力性及び凝集性-
 心霊体が肉体と同様な輪郭をして居ることは生理的必要上から来たことであるが、死の場合、或は夢中などには、肉体との繋鎖(つながり)を断ちて体外に脱去することが比較的容易である。 #0258【『幽界物語』の研究(28) -参澤先生の霊的体験-】>>
 また人によっては無意識裡(り)にその心霊体を体外に出すことがある。彼(か)の生霊と呼ばれる
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#00729 2021.8.6
奇蹟の書(4) -心霊体と肉体の結合-
 抑々(そもそも)心霊なるものは頭脳の一局部に偏在するものではなく、肉体の全部に遍満充実し、肉体と同様の形状を保持する一種の精気体で、その感受性は肉体に於けるが如く、要所々々で度を異にする。これはその組織の霊細胞の配列と密度との関係であって、原形質の優劣に依らぬらしい。その証拠は、修練によって局部の感受性を左右することが可能であることにある。
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#00728 2021.7.31
奇蹟の書(3) -無霊観と有神観-
 植物にも知覚があり、また軽微なれども意識の痕跡が見られ、また睡眠もあることは、既に前世紀の末から一流の植物学者に認められてゐる。また鉱物も生長増量し、人間の工作にかゝってからも弾力、疲労等の痕跡が明らかに見られること、恰(あたか)も人間や他の生物なみであることも既に証明されてゐる。

 更にまた十数年前から、人類、動植物、土石一切の自然物に
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#00727 2021.7.25
奇蹟の書(2) -心霊科学-
 吾人(ごじん)人類の個体の中心生命は心識(心霊)であって、体躯はその外殻である。心識は実に大宇宙の生機の和凝(にごもり)で、至美至精の妙構を蔵し、万生の霊長たるの素質が賦与されてゐる。凡そ現象界に於て最も確実の存在は自己であるが、人は肉体の失活=死と共に永遠無窮に絶滅するものであらふか。

 一般の科学人は人間に限らず、あらゆる生物の体躯が
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#00726 2021.7.19
奇蹟の書(1) -序説-
(清風道人云、昭和十一年七月十八日に発行された『奇蹟の書』は、『動物界霊異誌』の著者でもある心霊学者・岡田建文(けんぶん)大人が「心霊不滅の実証」と副題された論稿で、以下はその序説です。 #0568【生類の霊異(1) -概略-】>> )

 米国で有名なイオン研究所たる「ウイルソン・エキスパンション・チェンバー」で蛙、バッタ、鼠等の小
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#00725 2021.7.13
真誥(9) -恩師との別れ-
 然るに予が師はこの都に至る暫くの別れと聞くに付、当七月右見立として山籠、吾より外(ほか)に十三名の見立つるあり。又御迎へども数多(あまた)これあり。その数測り難し。この次第を明らかに著したしと雖(いえど)も、師の遺言もこれあるに付、書に泄らすことを恐る。敬神の人々は面謁を遂げその微なるを物語るべし。

 予が師は照道大寿真(しょうどうだいじ
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#00724 2021.7.7
真誥(8) -北天の都-
 浪花なる水野南北の書に、食究まらざる者はたとひ長命の人相あるとも短命の相に替るとあり。又短命の相たりとも三度の食を究め、朝三椀なれば昼夕も三椀ずつ、朝二椀なれば昼夕も二椀ずつ、これを慎めば長命の相に変る。それのみならず食究まれば貧相も福相に替る。酒も一合余の日酒を用ゆる人は乱食に均し。猪口(ちょこ)二、三杯は薬とも雖(いえど)も、寿人は一杯も
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