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以前の記事 : 2014年12月
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#00330 2014.12.21
『異境備忘録』の研究(15) -罪を憎んで人を憎まず-
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「明治八年四月一日夜、谷氏の邸を出つる時、吸江の橋上に御迎あり。神集岳の清定君の宮中に至る。大永宮の西にあり、西方より入る。穴より入るなり。その入口には番所の如き屋あり、その内に入れば山の内を通る穴にして、終(つい)に通り抜けると神集岳の大川見ゆるなり。玄丹先生曰く、「これより独行すべし」と。それより独行す。 行きて木のほぐほぐと生えたる所に
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#00329 2014.12.15
『異境備忘録』の研究(14) -肉転仙の幽助-
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「明治九年三月五日、川丹(せんたん)先生、清定君(せいじょうくん)の御使に来る。この時、余(よ)問ふに、「友人に仙道を請慕する者あり、神界へ伴ひ給ふ事は如何(いか)に候や」、答に、「神の許容又御召しの外(ほか)、この川丹等濫りに伴ひ参る事叶はず。今日神界を窺ふとも、明日又その界を見んと思へども許容なき時は見る事能(あた)はず。清浄利仙君、杉山清
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#00327 2014.12.3
『異境備忘録』の研究(12) -神仙界の御掟-
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「明治元年の頃、川丹先生に伴はれて空中を飛行するの砌(みぎ)り、雲霧の中を凌(しの)ぎ行きけるが、東南の方より螺貝(ほらがい)の音高く響き来るあり。川丹先生の云ふ、「饒速日命(にぎはやひのみこと)、五十猛命(いそたけるのみこと)の御通りなり」とて、拝しける間に螺貝の音近くなりしが、雲霧忽(たちま)ち晴れたるに金光のキラキラとして乾(いぬい、北西
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