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以前の記事 : 2012年9月
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#00193 2012.9.25
『古事記序文』解説(5)
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「伏して惟(おも)ふに、皇帝陛下、一を得て光宅(こうたく)し、三に通じて亭育(ていいく)したまふ。紫宸(ししん)に御(ぎょ)して徳は馬蹄(ばてい)の極むる所に被り、玄巵(げんし)に坐(ま)して化は船頭の逮(およ)ぶ所を照らしたまふ。日浮かびて喗(ひかり)を重ね、雲散りて烟(けむり)に非ず。柯(えだ)を連ね穂を幷(あわ)すの瑞史(しるし)、書する
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#00192 2012.9.19
『古事記序文』解説(4)
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「ここに天皇(すめらみこと)詔(の)りたまはく、「朕(われ)聞く、諸家の賷(も)てる帝記及び本辞、既に正実に違(たが)ひ、多く虚偽を加ふと。今の時に當(あ)たりてその失(あやまり)を改めずは、未だ幾年(いくとせ)を経ずしてその旨(むね)滅びなむとす。これ乃(すなわ)ち邦家の経緯、王化の鴻基(こうき)なり。かれ、これ帝記を撰録し、旧辞を討覈(とう
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#00191 2012.9.13
『古事記序文』解説(3)
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「飛鳥(あすか)の清原(きよみはら)の大宮に、大八洲(おおやしま)御(しろしめ)しし天皇(すめらみこと)の御世に曁(およ)びて、潜龍(せんりゅう)元を体し、洊雷(せんらい)期に応ず。夢の歌(みうた)を聞きて業(わざ)を纂(つ)がむことを想ひ、夜の水に投(いた)りて基(もとい)を承(う)けむことを知ろしめす。」
(現代語訳:清風道人) 「飛鳥
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#00190 2012.9.7
『古事記序文』解説(2)
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「これを以て、番仁岐命(ほのににぎのみこと)、初めて高千の嶺(みね)に降りたまひ、神倭天皇(かむやまとのすめらみこと)、秋津島に経歴し給ふ。」
(現代語訳:清風道人) 「これによって、皇孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)は初めて高千穂の嶺に天降り給い、その神孫である神武天皇は大和国(やまとのくに)にお入りになられました。」 (記事本文は |
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#00189 2012.9.1
『古事記序文』解説(1)
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「臣(おみ)安万侶(やすまろ)言(まお)さく、それ混元既に凝りて、気象未だ効(あらわ)れず。名も無く為(わざ)も無し。誰かその形を知らむ。然(しか)して乾坤(あめつち)分かるる初め、参神、造化の首(はじめ)を作(な)し、陰陽ここに開けて、二霊群品の祖(おや)と為りき。 所以(このゆえ)に、幽顕に出入りして、日月、目を洗ふに彰(あらわ)れ、海水
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