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以前の記事 : 2022年12月
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#00814 2022.12.29
天地組織之原理(55) -人造宗教の弊害-
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こゝに一言申し添へ置くことあり。前にも講述したる通り神代第二期中は、伊邪那岐・伊邪那美命の御心一度御感動坐すことあれば直ちに奇成の神出顕坐す程のことにて、女神怨怒の御感動よりは黄泉国に於て禍々しき奇成さへありし事と窺はるゝことなるに、その御感動と云ふは御本魂の動くと云ふに非ずして只御情の動くに止まるものなるは、これに因りて奇成の神成り出で給ひ
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#00813 2022.12.23
天地組織之原理(54) -女神の御深意-
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「最後(いやはて)にその妹(いも)・伊邪那美命、御自(みみずか)ら追ひ来りましき。こゝに千引石(ちびきいわ)をその黄泉比良坂(よもつひらさか)に引き塞(さ)へて、その石(いわ)を中に置きて、各(あい)対(む)き立たして事戸(ことど)を度(わた)す時に、伊邪那美命言(まお)したまはく、愛しき我(あ)が那背命(なせのみこと)、かく為したまはゞ汝(い
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#00812 2022.12.17
天地組織之原理(53) -黄泉国の奇成神-
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或る人又問ふ、この時黄泉国に居る所の泉津醜女(よもつしこめ)は何等の因によりて成り出でたるものなりや。
答ふ、この醜女は何に因りて成りしものと云ふことは両先哲も定かに云はれたることも無く、その外(ほか)の説も未だ見当らず、大国(隆正)翁の説に聊(いささ)か拠るべきことあれども、余(よ)が意見とは少し異なるものなればこゝに云はず、後、第三
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#00811 2022.12.11
天地組織之原理(52) -泉津醜女-
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或る人問ふ、この黄泉の伝は本文にて表面は一通り聞こえたることなるが、この段(くだり)は神典中最もその意の解し難き所なれば、まずこの黄泉国(よもつくに)と云ふは地下何れの所にあるものと云ふことより先に承り置きたし。
答ふ、この黄泉国と云ふは地下の幽府にして、神代にありても尚一層の幽事(かくりごと)なるが故に疑点多きことなれども、静思してよ
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#00810 2022.12.5
天地組織之原理(51) -黄泉国-
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「故(かれ)、斬りたまへる刀(みはかし)の名(みな)は天之尾羽張(あめのおはばり)と謂(まお)す。亦の名は伊都(いつ)之尾羽張と謂す。」
この御剣は申すまでも無く伊邪那岐命の御物にして、造化奇成の神術にて成りしものなれば、その剣徳の霊妙なるは云ふまでも無きことにて、この御剣の霊(みたま)は高天原に坐して天之尾羽張神と申し、八百万神もその神
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