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以前の記事 : 2017年2月
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#00462 2017.2.26
無病長生法(6) -吐納法・上-
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神仙不老不死の法には種々修行の有るが中に、最も大切なるはこの吐納法なれば、無病長生法に於ても又その重要なるを知るべし。 凡そ人の世に在る間、大気を呼吸せざること僅々(きんきん)数分間なれば即ち死す。大気による栄養の重要なること、世界万物の中、この右に出るもの無し。かく重要なる大気を身内に納めて、以て栄養の根本に培(つちか)ふ、これこの法の大
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#00460 2017.2.14
無病長生法(4) -灌水法-
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人体の表面は全く皮膚を以て包めること、人の知る所なるが、この皮膚は柔軟ながらも一種の弾力を具へて、よく体内の諸器を保護し、併せて血管、気孔、汗腺、神経、毛髪等のものを有して表面を栄養潤沢す。 しかのみならず、常に新鮮の大気を吸収してよく全体を養ひ、併せて体内なる老廃無用の汚気を体外に駆逐排出するの機能を有せり。医家にてはこの機能を皮膚呼吸と
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#00459 2017.2.8
無病長生法(3) -導引法-
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人の身体は血気を以て栄養す。故に気血の循環滞り無ければ、身体壮健にして精神快活なり。もし渋滞すれば、その部局、或はだるく、或は疾(やま)しく、総身何となく不活発にして、精神これが為に怏々(おうおう)たり。これ導引法ありて以てこれを対治する所以(ゆえん)なり。
導引の法は、まず盤座して(盤座の法は僧家の結跏趺坐(けっかふざ)に似て少しく違
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#00458 2017.2.2
無病長生法(2) -素食法-
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飲食は身を養ふものなり。然(しか)るに世間の病を見るに、十の六、七は飲食より起これり。これ身を養ふ所以(ゆえん)のものを以て、却て身を傷(そこな)ふものなり。悲しきことの限りにあらずや。 今それ宝玉を以て雀を撃つ者あらば、吾も人もその愚を笑はむ。至て重き物を捨てゝ、至て軽き物を得むとすればなり。世の貴重なるもの、人身に若(し)くは無し。然る
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