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以前の記事 : 2021年9月
#00738 2021.9.29
奇蹟の書(13) -二重体(一名複体)-
 同一人間の肉体が、時として二個の存在として他人の眼に見へることがあるが、これは病理学や生理学では毫(ごう)も解釈が付かない。心理学者は見る人の幻覚だと云ってはみるものゝ、彼等自身に於ても実は甚だ覚束(おぼつか)ないことに感ぜられてゐる。

 同一人間が二個並び立った場合には、勿論その一個は真物で、他の一個は仮体(影ん坊の類)であるけれど、容
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#00737 2021.9.23
奇蹟の書(12) -生霊の実例-
<例一・執念の女の生霊>
 約七十年前の古いことであるけれども、面白い事実がある。松江の外中原に中村氏なる旧藩士があって、玄関の室を臨時に下男・千平の寝室に当てゝ居たが、千平は毎夜寝てから高声に魘(うな)され、いつも主人に呼び覚まされるのが常例のやうになって居た。
 或る夜、更けて雨の降る真暗い中を、主人の若い弟が無燈にて他から帰って来て、門
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#00736 2021.9.17
奇蹟の書(11) -生霊-
 生霊(いきりょう)なるものは、心霊学者の云ふところの二重体なるものと全然同じものであるやうに考へられるけれども、全くの別物である。(二重体は後章に述べる。)
 生霊は心霊体が肉体から遊離をしたものであって、副体(一名は幽体とも称せられる、これも後章で述べる)の幾分を伴ふて出現するものと見做(みな)される。 #0496【扶桑皇典(26)
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#00735 2021.9.11
奇蹟の書(10) -霊夢-
 未来の運命を正夢にて見る事実も世間に少なくないが、これも見方によれば一種の遠感である。この種の遠感の理法なるものは、実に人間の知識や官能では真実な説明が容易に得られないものだ。但し夢の知覚上の表現法は、人の覚醒時に於ける予知(予言)のそれと区別の無いものである。即ち夢として知覚に入らせるのと、覚醒中の意識に上らせるのとの相違があるのみだ。 
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#00734 2021.9.5
奇蹟の書(9) -心霊現象の実例-
<新派俳優の怪動>
 知人の三田君が大正の初年に北海道へ渡ってゐるとき、新派劇の小松緑といふ男優と懇親になったが、その役者が大病に罹って巡業が出来なくなり、某地の素人下宿屋に居残って寝てゐた。
 或る日、三田君は緑を訪問すると、明日も知れないほどの重態に陥ってゐるので憐れに思ひ、その夜は滞在して看護をやってゐた。すると翌朝、緑は三田に対(むか
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