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以前の記事 : 2022年9月
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#00856 2022.09.7
天地組織之原理(97) -八俣遠呂智の正体-
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「こゝに、その形は如何にと問ひたまへば、その目は赤かゞちの如くして、身一つに八頭(やがしら)八尾(やお)有り。亦その身に蘿(こけ)及び檜(ひ)・椙(すぎ)生ひ、その長き谿(たに)・八谷(やたに)、峡(お)・八尾に度(わた)りて、その腹を見れば悉(ことごと)に常に血の爛(ただ)れたりと答白(まお)しき。こゝに須佐之男命、その老夫(おきな)に詔りた
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#00799 2022.9.30
天地組織之原理(40) -西洋物質文明の弊害-
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或る人問ふ、風神御出顕のことに就て聊(いささ)か御質問に及びたきことあり。その故如何となれば、この風神は伊邪那岐命の神霊(みたま)より奇成し給ふとの御説は体生・奇成の御弁明にて然るべき事とするも、この時初めて風神成り出で給ふとすれば、風はこの神に属するものなれば、これより前には風と云ふものは無きものゝ如く聞こゆるを、然りとする時は道理に於て疑
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#00798 2022.9.24
天地組織之原理(39) -神霊変化の世期-
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『日本書紀』曰く、「伊弉諾尊、伊弉冉尊と共に大八洲国(おおやしまのくに)を生みたまひ、然(しか)して後、伊弉諾尊、我が生める国、ただ朝霧(さぎり)のみ有りて、薫(かお)り満てるかなと曰(のたま)ひて、乃ち吹き撥(はら)はせる気(みいぶき)に化(な)りませる神の号(みな)を級長戸辺命(しなとべのみこと)と曰(まお)す。または級長津彦命(しなつひこ
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#00797 2022.9.18
天地組織之原理(38) -前世界と後世界-
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こゝに初学の為、聊(いささ)か注意を加へ置くのでありますが、これまで講述したる物質凝固世期と違ひ第二期より造化の気運大変遷なるによりて、以下講述する所は事々物々変化玄妙のことのみ多きが故に、初学の人は奇談とか怪談とか思はるゝものにて、一つとして疑点無きものは非ざるべきと思ふ程でありますから、この期の伝を講究するには如何なる玄妙ありとも造化気運
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#00796 2022.9.12
天地組織之原理(37) -古伝の錯簡-
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「既に国生み竟(おえ)て更に神を生みたまひき。故(かれ)、生みたまひし神の名(みな)は大事忍男神(おおことおしおのかみ)。次に石土毘古(いわつちびこのかみ)を生みたまひ、次に石巣比売神(いわすひめのかみ)を生みたまひ、云々。」
さて『古事記』明文に、「既に国生み竟て更に神を生みたまひき」とある次に「故、生みたまひし神の名は大事忍男神」と云
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