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以前の記事 : 2024年2月
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#00885 2024.2.28
天地組織之原理(126) -風神の神徳-
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「故(かれ)、天若日子が妻、下照比売の哭(な)かせる声、風のむた響きて天(あめ)に到りき。」
この伝は前段に講じたる通り天若日子が死(みうせ)たるによりて、明文の如くその妻・下照比売の哭かせる声、風と共に響きて天に至りたりとのことなり。よく聞こえたることなれば別に語解を加へず。 これ以下、天若日子の父及びその妻子の降り来て哭き悲しみ喪屋
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#00884 2024.2.22
天地組織之原理(125) -太陽黒点の起源-
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或る人問ふ、御講述によりて天若日子の段(くだり)一通り解し得たり。この伝に雉を神使として降し給ふ等の奇伝もあれども、神代第一期よりの順序を推して考ふる時はこれ等のことは驚くべき奇談と云ふにも非ず、その他この伝には格別御質問に及ぶ程のことはこれ無く存すれども、「その矢の穴より衝き返し云々」とあるその「穴」と云ふこと如何に解すべきや。参考の為御弁
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#00883 2024.2.16
天地組織之原理(124) -返矢の神術-
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「故(かれ)、こゝに鳴女(なきめ)、天より降り到りて天若日子の門なる湯津楓(ゆつかつら)の上に居りて、委曲(まつぶさ)に天神(あまつかみ)の詔命(おおみこと)の如く言(の)りき。こゝに天佐具売(あめのさぐめ)、この鳥の言ふことを聞きて天若日子に、この鳥はその鳴く音(こえ)いと悪(あ)し、故、射殺すべしと云ひ進むれば、即ち天若日子、天神(あまつか
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#00882 2024.2.10
天地組織之原理(123) -第三の神使・雉-
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「故(かれ)、こゝに天照大御神、高皇産巣日神、亦諸(もろもろ)の神等(かみたち)に問ひたまはく、天若日子(あめのわかひこ)久しく復奏(かえりごとまお)さず。又何れの神を遣はしてか、天若日子が淹(ひさ)しく留まる所由(ゆえ)を問はしめむと問ひたまひき。」
こゝに挙げたる明文は聞こえたる通りにて、「故、こゝに天照大御神、高皇産巣日神、亦諸の神
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#00881 2024.2.4
天地組織之原理(122) -第二の神使・天若日子-
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「これを以て高皇産巣日神(たかみむすびのかみ)、天照大御神、亦諸(もろもろ)の神等(かみたち)に問ひたまはく、葦原中国(あしはらのなかつくに)に遣(つか)はせる天菩比神(あめのほひのかみ)久しく復奏(かえりごとまお)さず。亦何れの神を使はして吉(よ)けむ。こゝに思金神(おもいかねのかみ)答白(まお)しけらく、天津国玉神(あまつくにたまのかみ)の
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