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はじめに
 わたしたち人類は、科学技術の発達によって文明を築いてきましたが、さて現在の社会の状況はどうでしょう。確かに生活は便利になりましたが、戦争やテロ、飢餓の問題、恐ろしいウイルスの蔓延、環境破壊など、解決すべき問題は世界中に山積みしています。いやむしろ、そういった社会不安がますます増大しているようにも見えます。ひょっとすると、わたしたちの文明は何か間違った方向に進んでいるのかもしれません。

 たとえば、空気は肉眼で見えませんが、だからといってそれは科学的研究の対象外であるという態度になってしまうと、実在するものを無視してしまったために、真実とはかけ離れた論理が構築されてしまいます。それと同じように、心や魂、あるいは命というものが実際に存在していても、人間の目に見えず、数式にも表せないから科学的研究の対象ではないとすると、人間やその他の生物も単なるタンパク質の塊(かたまり)ということになり、矛盾を含んだままでの、それこそ魂なき科学技術となってしまいます。あらゆる可能性を認め、その上で考究する態度こそ科学的といえるのではないでしょうか。 

 わたしたちの目の前に存在している自然界を見わたしても、人間にとって未知の領域はたくさんあります。キジが地震を予知して鳴いたり、火災を予知したネズミがいっせいに逃げ出したり、あれだけいるスズメやカラスの死骸をあまり見かけないことも、科学的に説明のつかない不思議なことです。また渡り鳥が、前頭部のある部分で地球の磁気を感じ取り、数千キロメートルを間違わずに飛行することは解っていますが、その磁気の成分を科学的に説明することはできません。わたしたち人間も、いわゆる「ムシの知らせ」によって不幸を事前に知ることがあるなど、今の常識では説明がつかないことは身のまわりにいくらでもあります。いくら遺伝子工学が発達したといっても、生命の秘密はまだ1%も解明されたとはいえないのが現状です。

 また、うつ病などの精神的な病をかかえている人が急増していることも大きな社会問題になっていますが、そういった方々も自然の摂理の法則を知ることによって、誰もが必ず有意義な人生をおくれるはずです。日本古学は、既成の学問や教学では説明がつかないそれらの疑問についても、これを学ぶ人に対して答えを出してくれるに違いありません。
清風道人
 
 
 
 
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