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#0091 2011.3.8
節句行事の霊的意義
 また、「這子(はうこ)」と呼ばれる咒物は、雛人形つまり母子の形代(かたしろ)から派生したものと思われます。 #0090【「雛祭り」の本来の意味】>> これは、布を縫い合わせて中に綿などを入れ、小児が這う姿に似せて作ったもので、天勝(あまがつ)ともいい、俗にはコケシとも呼んで、今でも東北地方ではこれを木で作る風習が残っています。しか
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#0090 2011.3.3
「雛祭り」の本来の意味
 雛祭りの供え物の中には白酒がありますが、往古は桃酒でした。桃酒はまた桃花酒ともいいますが、これは酒に桃花を浸して飲むもので、邪気を去り、顔色を鮮悦にして百病を除く効験があるといわれています。酒そのものに邪気祓いの効果があるのは植物の霊長である稲の精であるからで、稲という名の由来は生命の根(イノチノネ)の意味であり、これを精(しら)げた米を洗米
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#0089 2011.2.28
桃の神秘
 「時間(とき)」というものが星々の運行によって生まれることは前述しましたが、 #0027【ビッグバン以前の宇宙】>> 日本では古来より、季節の移り変わりに応じて神祭や祓い清めの行事が行われてきました。 #0018【「はらひきよめ」という日本文化】>> 

 暦の上では正月を新春と呼びますが、自然界が本当に春らしい陽気
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#0068 2010.11.25
達人の境地とは?
 技芸にせよ、スポーツにせよ、何にせよ、すべての心身の力点が気海丹田であることは、説明の形式こそ異なりますが、古来よりさまざまな方面で語り継がれてきたことです。 #0064【臍の霊的存在意義】>>

 そして、それは単なる「語り継ぎ」だけではなく、一つの修練として諸道・諸芸の極意とされてきました。
 マニュアルに沿った人工的な「ぎ
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#0067 2010.11.20
福寿を無量に得る呼吸法
 佚斎樗山(いっさいちょざん)先生(1569-1741)は『収気之術』で、さらに次のように述べられています。 #0066【気力を充実させる法】>>

「心と気はもと一体で、気は形の間を巡って心の用をなし、心は霊です。霊は形なくしてこの気の主たるものです。気を修する時は心も自ずと安らかで、気が収まったならば気を活かすべきです。情気に引かれてはい
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#0066 2010.11.15
気力を充実させる法
 平田篤胤先生は、西洋医学に精通した医学者でもありましたが、もちろんこのあたりのことにも触れられており、 #0064【臍の霊的存在意義】>> #0065【玄気があれば何でもできる】>> 先生が極めて通俗的に養生の法を述べた『志都之石屋(しずのいわや)』の一節を引用したいと思います。

「臍(へそ)の下に気海(きかい)と
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#0065 2010.11.10
玄気があれば何でもできる
 胎児が分娩とともに臍帯(さいたい)を切断されると、臍(へそ)はもはや単なる前世紀の遺物として、天然記念物的な存在になってしまうのでしょうか? #0064【臍の霊的存在意義】>>

 人身の先天的機関ともいえる人間の臍は、単に木から落ちた果実のヘタのような存在ではありません。日本古学において、人間の生命力の根源を臍を中心に説いてい
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#0064 2010.11.5
臍の霊的存在意義
 「生きている」とは「火来ている」であり、また「息(をし)ている」でもあります。 #0004【わたしたちの生命は太陽と同質?】>> 人の生涯は呼吸とともに(息を吐いて)はじまり、生存中は欠くことなく続けられ、最期は息をひきとって(息を吸って)亡くなります。しかも誰に教えられるでもなく、また自身でそうしようと思うわけでもなく、無意識の
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#0063 2010.10.31
幸福な人生をおくるために
 人間として生まれてきた以上、「幸福になりたい」という想いは誰もがもっているはずです。その「幸福」とは各個人によって異なり、また時と場合によっても変わるでしょうが、およそ人間の幸福として最も根本的なものは「寿」と「福」でしょう。

 「寿」とは一言でいえば、健康に恵まれ命長く、無病息災に天寿を全うすることで、誰もが念願するところです。わたした
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#0047 2010.8.9
祈りのメカニズム(6)
 古代中国の晋(紀元前1100年頃~紀元前378年)の時代、六卿の一人であった中行文子の国がまさに滅びようとしていました。そこで祭祀長を呼びつけ、「君が毎日我国の繁栄を祈祷(きとう)しているのに、なぜこんなことになってしまったのか。神への供え物が足りないのか、それとも君の祈祷が悪いのか」と大いに責めました。そこで祭祀長が答えました。

「先君
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#0046 2010.8.4
陰徳を積む
 日本国憲法第一条には、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」とありますが、日本国民でさえも、天皇陛下の仕事のことを詳しく知る人は少ないようです。

 天皇(やまとことばではスメラミコト)とは、日本国に君臨する国王ではなく、また民を支配する皇帝でもなく、敬神(神を敬い先祖を敬う
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#0045 2010.7.30
祈りのメカニズム(5)
 正神界に属する神が人の魂を助け、また黄泉国(よみのくに) #0006【太陽と月と地球の関係】>> に属する邪神が人の魄をそそのかせることについては、中国で書かれた『太上感応篇(だじょうかんのうへん)』に、次のような逸話が記されています。

 昔、中国の宋の時代(960-1279)に清泰寺という寺院があり、そこに光孝安禅師という禅宗の僧侶が住
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#0044 2010.7.25
祈りのメカニズム(4)
 前に魂魄(こんぱく)について述べましたが、 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>> 正神界に属する神が、幽界(かくりよ)より人の魂を助けて善を勧(すす)める場合もあれば、また黄泉国(よみのくに)に属する邪神が魄をそそのか
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#0043 2010.7.21
祈りのメカニズム(3)
 『史記』の著者である司馬遷(しばせん)は、古代中国の前漢(紀元前206~8)の時代の作家ですが、彼は次のような言葉を残しています。

「天は人のはじめであり、父母は人のもとである。それで人は窮(きゅう)すると必ずもとへ復(かえ)るものだ。だから苦労して悩みあぐねた時、未だかつて上天を呼ばない者はない。惨憺(さんたん)と心が痛む時、どうして父母の名
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#0042 2010.7.16
言葉のもつ力
 心中の想念は魂魄(こんぱく)のはたらきによって起こるものですが、その想念や祈りを表現する言葉もまた霊なるものであることはいうまでもありません。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>>
 伊勢神宮の斎宮内親王(神祭を行う際
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#0041 2010.7.11
祈りのメカニズム(2)
 わたしたち人間が生息するこの地球は半清半濁の世界であり、またわたしたち自身も、神霊の一微分子である魂霊をたまわっていながら、先祖の因縁を背負った魄霊の影響を受け、前世からの宿因を背負っており、この地球世界と同じように半清半濁の存在であるといえます。 #0006【太陽と月と地球の関係】>> #0009【生命が宿る瞬間】>>
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#0040 2010.7.6
魂と心の関係(2)
 人の心は、月=黄泉国(よみのくに)に属する肉体を愛するために情欲に引かれ、魂の命令に背く場合があります。 #0004【私たちの肉体は月と同質?】>> #0006【太陽と月と地球の関係】>> #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> 覚醒剤を使用することは、人生における使命を果たすために必要な精神と肉体をけ
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#0039 2010.6.30
魂と心の関係(1)
 人はさまざまな性質をもっていますが、第二の天性ともいえる、出生後の習慣によって身につけた後天の性は別として、生まれながら備わった先天の性質がそれぞれ異なっているのは、四魂の備わり方と、父母の気によって先祖から受け継いだ遺伝の性が加わることによります。 #0038【一霊四魂】>> #0009【生命が宿る瞬間】>>
 「
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#0038 2010.6.25
一霊四魂
 霊魂(たましい)については簡単に前述してきましたが、 #0003【「たましひ」の響き】>> #0004【わたしたちの生命は太陽と同質?】>> #0009【生命が宿る瞬間】>> #0011【霊魂が主か肉体が主か?】>> #0015【人間の本性は善か悪か(1)】>> 日本古学では「一霊四魂
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#0037 2010.6.20
祈りのメカニズム(1)
 人間が「万物の霊長」といわれるゆえんは、他の動物と違って、モノを造化する能力があることと、もう一つは祈る力をもっていることです。 #0012【人間は万物の霊長】>> この大宇宙は大元霊である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)の祈りの心の表現であるともいえますが、 #0028【霊・気・質の関係】>> 
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#0025 2010.4.12
密接に関わりあう顕と幽
 顕界(人間が五感で感知できるこの世界)が幽界から分離独立した界となった現在でも、自然界には不思議なことがたくさん見られます。 #0024【幽顕分界という歴史的事実】>>
 最近ではミツバチの減少が問題になっていますが、動物が地震や火災を予知して逃げ出すことや、あんなに柔らかくて脆(もろ)い植物の体が、堅いアスファルトを破ってぐん
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#0024 2010.4.6
幽顕分界という歴史的事実
 日本の古伝によると、世のはじめ、いわゆる「神代」といわれる時代は、現在のように顕界(あらわよ)と幽界(かくりよ)とが判然と分かれていなかったために、神と呼ばれる存在と人間とが雑居する時代でした。 #0023【この世界だけがすべてではない】>> 
 「大祓詞(おおはらえのことば)」にも、「草の垣葉をも語(こと)止(や)めて」とある
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#0023 2010.3.31
この世界だけがすべてではない
 わたしたちが日常生活をおくっているこの世界を、やまとことばで「あらわよ(顕界)」といい、わたしたちの五感で感知できない異次元世界を「かくりよ(幽界)」といいます。そして宮地水位先生の『異境備忘録』に「幽界は八通りに別れたれども、またその八通りより数百の界に別れたり」とあるように、この幽界には、尊い神々の世界をはじめ、神の眷属(けんぞく)の世界
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#0022 2010.3.24
豆ツ魔の伝承
 話のついでに、「豆ツ魔」と呼ばれるものについても言及しておきたいと思います。豆ツ魔は、まれに人の肉眼にも触れることのある霊物で、その形状は人間と同じですが、ただ身長は10~15cmほどで甲冑(かちゅう)を身にまとい、槍(やり)や太刀を持ち、小さな馬に乗って多数現れ、合戦をしたり、種々の業(わざ)を現して幼児を誑(たぶら)かして悩ませます。これ
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#0021 2010.3.18
悪念妄想の正体(3)
 人間として肉体生活を続ける限り、三尸(さんし)は、断っても断っても不死鳥のように化生してきますが、これを庚申(かのえ・さる)の夜ごとに(下尸は60日ごとに、中尸は120日ごとに、上尸は180日ごとに)幽中に交わることを阻止し、斬死させて好悪伐命の根元を断つことに努力を重ねるのと、あきらめてその成長を放任するのとでは雲泥の差があることは明らかで
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#0020 2010.3.12
悪念妄想の正体(2)
 もともとこの三尸(さんし)という霊物には使命が二つあることが伝えられています。 #0019【悪念妄想の正体(1)】>> 
 まず一つは内在の魔物として人をそそのかし、好悪伐命に仕向けることですが、もう一つの使命は十二支十干でいう庚申(かのえ・さる)の日(年・月・日・時刻において、十二支と十干が循環しており、庚申という日は60日に一度
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#0019 2010.3.7
悪念妄想の正体(1)
 さらにわたしたち人間には、七魄に属する三尸(さんし)と呼ばれる霊物と、その三尸に属する九蟲(きゅうちゅう)と呼ばれる霊物がそなわっていることも明らかにしたいと思います。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>>

 三尸
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#0018 2010.3.3
「はらひきよめ」という日本文化
 肉体から発する情の力は非常に強く、魂が魄を制するのはとても難しいことですが、古代日本人は自然にその智恵を身につけていました。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>> それは、諸外国から儒教や仏教、その他の教学や文化が流入
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#0017 2010.2.27
心の中の葛藤とは?
 道教は中国古学ともいえるもので、『雲笈七籖(うんきゅうしちせん)』や『抱朴子(ほうぼくし)』などの道書類には、この魂魄についても「三魂七魄」という説があり、よくその説明がなされています。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>>

 まず三魂とは、その名を「爽霊(そうれい
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#0016 2010.2.22
人間の本性は善か悪か?(2)
 また、魂のはたらきを性(やまとことばではココロネ)といい、魄のはたらきを情ともいいますが、これだけ聞くと、情というものは悪しきものであると思われるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
 性にしたがう情であれば、つまり魄が魂にしたがっているわけですから、これは人間にとって最も善い状態といえるでしょう。しかし性にしたがわない情は、
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#0015 2010.2.17
人間の本性は善か悪か?(1)
 人間の本性が善であるか悪であるかについては、主に儒教などで語られてきましたが、日本古学では次のように説かれています。

 実は人間の霊魂の活用には、魂(こん)と魄(はく)の二種類の区別があります。魂魄(こんぱく)というのは漢字の音読みですが、これをやまとことばでは、魂を「みたま」あるいは「をだましひ」、魄を「みかげ」あるいは「めだましひ」と
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#0014 2010.2.10
「生まれ変わり」の事実(2)
 すでに亡くなった人が生まれ変わったとされる話は、勝五郎の例に限らず、古今東西に数え切れないほどあります。最近では、西洋の精神医学などでも過去世の存在を肯定する医師や学者が増えており、その調査内容や研究成果が発表されたりしています。 #0013【「生まれ変わり」の事実(1)】>>

 ヴァージニア大学の精神科医イアン・スティーブンソン
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#0013 2010.2.4
「生まれ変わり」の事実(1)
 人の霊魂には、はじめて神霊の一微分子を付与されて生まれてくるものもあれば、往古より歴代のあいだに、すでに人間として生まれた霊魂が、寿命を終えて一旦幽界へ帰り、さらに再生してまた人間界へ生まれてくるものが存在することが伝えられています。 #0009【生命が宿る瞬間】>>

 平田篤胤先生の『勝五郎再生記聞』には、文政五年(1822年)、
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#0012 2010.1.31
人間は万物の霊長
 霊魂は、神霊の一微分子を付与されたものですから、人間も神の霊徳に似た妙用をそなえています。 #0003【「たましひ」の響き】>> #0009【生命が宿る瞬間】>> 
 しかしながら神と人は同じではありません。たとえば大海の海水とコップに汲み取った海水は、その質においては同じですが、分量の大小多寡はとても比較できるもので
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#0011 2010.1.26
霊魂が主か肉体が主か?
 前述してきたように、わたしたち人間は、肉体という物質に霊魂が宿った生命体といえます。 #0003【「たましひ」の響き】>> #0009【生命が宿る瞬間】>> #0010【「死」と呼ばれる現象】>> そこで、はたして霊魂が主か、肉体が主であるかという疑問が生まれてきますが、このことは一つの比喩で明白になるもの
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#0010 2010.1.20
「死」と呼ばれる現象
 日本古学によれば、人は死亡と同時に天国へ昇ったり地獄へ直行したりするものではありません。また、よほどの悪行をはたらいて悪因縁をつくった者とか、恨みや憎しみの念で凝り固まった者、あるいは自殺をはかった者でなければ、死の直前の苦痛というものはほとんど感じないのが普通です。ただ、生前に霊魂の存在とか死後のことなどにまったく無関心だった人は、自分が死
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#0009 2010.1.14
生命が宿る瞬間
 人間という存在が、有形に属する土・金・水の質をそなえた肉体に、無形に属する風と火の性をもった霊魂が宿ったものであることを述べてきましたが、具体的にはわたしたち人間はどのようにして生まれるのでしょうか。 #0002【森羅万象を説く「五元」の説】>> #0003【「たましひ」の響き】>>

 日本古学によると、人間は妊娠
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#0008 2010.1.9
心と体のリセット
 このようにして、太陽に属する風・火の温熱の気も、月に属する土・金・水の冷湿の質も、地球及び地球上に存在する人間をはじめとする動植物や、その他すべてのものに大きな関係を有していることは疑いようのない事実であり、自然界の不可思議な妙理に驚嘆を覚えずにはいられません。 #0002【森羅万象を説く「五元」の説】>> #0004
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#0007 2010.1.3
潮の干満と生命
 さらに、潮の干満は人間の肉体に関係があるだけではありません。地球上のあらゆるものにも、その影響は及んでいます。 #0005【わたしたちの肉体は月と同質?】>>  #0006【太陽と月と地球の関係】>>

 植物でイヌビワ(クワ科イチジク属、イタブ、イタビとも呼ばれる)という木がありますが
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#0006 2009.12.29
太陽と月と地球の関係
 ここで、日本古学の見地からみた太陽と地球と月の関係について、簡単に説明しておきたいと思います。
 太陽系の成立に関しては、まずビッグバンの後に太陽が結び成され、それから各諸星が細胞分裂のように太陽から分離したという説が伝えられています。つまり太陽と各諸星は母子のような関係にあり(そのため各諸星は太陽のまわりをずっと旋回しています)、太陽の黒点
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#0005 2009.12.25
わたしたちの肉体は月と同質?
 わたしたち人間の肉体が、土・金・水によって成り立っていることは前に述べましたが、霊魂が太陽と関係あるように、肉体は月と深く関係しています。 #0002【森羅万象を説く「五元」の説】>> #0004【わたしたちの生命は太陽と同質?】>>
 人間の赤ちゃんは、母親すなわち女性の胎内で妊娠受胎し、約10ヶ月を経て生まれ出てきますが、その女性の身には月経というものがあり、
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#0004 2009.12.25
わたしたちの生命は太陽と同質?
 日本語では同じ意味合いで「ヒ」と発音するものが三種ありますが、それは日(ヒ)と火(ヒ)と霊(ヒ)です。これは中国から漢字が伝来して以来、太陽を意味するヒには「日」の字を当て、煮炊きなどに用いるヒには「火」の字を当て、産霊(むすび)などに用いるヒには「霊」の字を当て、日、火、霊とそれぞれ漢字の当て方は異なっていますが、もとの「ヒ」の意味合いはすべて同じです。(「産霊(むすび)」とは、宇宙に散在する素粒子を集めてそれを結び成し
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#0003 2009.12.25
「たましひ」の響き
 日本では、中国から漢字が伝わる以前、「やまとことば」といわれる、いわゆる「ひらがな」が使われていましたが、この「ひらがな」は一音でも発音が可能な音節文字で、その一文字の波動にもさまざまな意味が込められているため、「言霊(ことだま)」ともいわれています。ここではその言霊学によって、霊魂について講究してみたいと思います。
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#0002 2009.12.25
森羅万象を説く「五元」の説
 人類は古来より、目の前にある自然界の事実や、あるいは宇宙間に存在するすべてのものごとを研究し、説明を試みてきましたが、各国々によってその表現方法は異なります。現在の物理学では、水素・酸素・炭素・窒素を四大元素とし、それからさらに細密に分析すれば、百数十の元素に分類されます。そして、この元素に「エネルギー」という概念を加えてあらゆる現象を説明しています。
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#0001 2009.12.25
往復循環の法則という自然の摂理
 日本古学の自然の摂理によると、宇宙間のすべての存在は、何もかも往(ゆ)きては復(かえ)り、復(かえ)っては往(ゆ)きして、まるで端のない輪のように往復循環しています。たとえば、月は満ちては欠け、欠けてはまた満ちて、満ち欠けが交代しながら循環しています。1日を見ても、日の出とともに明るくなり、日の入りとともに暗くなって、昼と夜とが繰り返されています。
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