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以前の記事 : 2015年5月
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#00356 2015.5.27
『異境備忘録』の研究(41) -支那仙界-
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「本(もと)は日本の産(うまれ)にて支那の仙界にある者は、役小角(えんのおづぬ)、橘広継(たちばなのひろつぐ)、常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)、聖徳太子、大津皇子(おおつのみこ)、菊丘文坡(きくおかぶんぱ)なり。然(しか)るに役小角と聖徳太子とは、その本は仏仙界にありしを支那仙界に遷りたりと云へり。」『異境備忘録』
『幽界物語』では、清
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#00355 2015.5.21
『異境備忘録』の研究(40) -山人の上遷-
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「地球上の中なる夜国に近き所に一つの天狗界あり。この界の名をフルジバルと云ふ。漢字に訳すれば自明界と云う事に当たるとぞ。如何(いか)なる故あるにや、この所は鶴鳥の最も多き所なり。この界にて祝歌を歌ふ音声を聴くに、西洋、支那、日本の語を交へて云ふ様に聴こえたり。」『異境備忘録』
「夜国」とあるのは地球内部の黄泉国のことで、現界と黄泉国の中間
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#00353 2015.5.9
『異境備忘録』の研究(38) -天狗界の養生法-
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「天狗にて肉体の者の養生と云ふは、徳利に八分目位水を入れて厳しく振る事数万にしてその水を出せば熱湯となる。それに田螺(たにし)の干物を入れ暫く置きて取り出し食ふなり。一度湯に入れてその肉を取り、干したる田螺は火を以て焼き、沸かしたる功なしとて水をそのまゝ湯にするなり。 又、熱湯を徳利に入れてその口を詰め、忽(たちま)ち淵に投じ、二時(ふたとき
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