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以前の記事 : 2015年3月
#00346 2015.3.28
『異境備忘録』の研究(31) -手箱仙境-
「明治九年九月二十八日、海神・龍飛太上仙君に伴はれて○○○(手箱山麓大滝の西)に至る。この所八方に大山を列す。その中に舞曲台と云ふ四角の大石あり。その上は天仙の女の舞ふ所なり。この日、その天女の舞を見るに、台石の八方に神仙等列座して八丈笛・琴・鼓等を以て音楽す。天女二人その石上に風令と云ふ物を以て座す。
 まず東方より「山高うして白雲掩(おお)
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#00345 2015.3.22
『異境備忘録』の研究(30) -海宮神界-
 高知市浦戸に位置して太平洋に臨む桂浜は月見の名所として知られていますが、この桂浜の入口に当たる上竜頭岬には一基の石の鳥居が立っており、「龍王宮」と刻まれた古い石額が懸かっています。それより弓形に延びた黒潮の寄せる海岸沿いを歩くと下竜頭岬に到着し、波浪しぶく石段を登ると、太平洋の怒涛砕ける断崖絶壁の上に北面して龍王宮の御本殿が鎮座しており、その
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#00344 2015.3.16
『異境備忘録』の研究(29) -海神-
「出羽国秋田・男鹿島(おがしま)に神石窟と云ふあり。大なる穴あり。この穴に入る事十二間(約21.6m)ばかりにして平地あり。奥の深き事知り難し。左と思ふ方にも穴あり。この穴は暖気なり。
 川丹先生の云ふ、「この穴は海神(わたつみのかみ)の住み給ふ所なり。その神体を汝等拝し奉らば恐るべし。人形(じんけい)とは大に異に見ゆるなり」と宣(のたま)へり。この
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#00343 2015.3.10
『異境備忘録』の研究(28) -神仙界の養生法-
「明治八年二月二十日、玄丹先生に伴はれて日向の高千穂峰に登る。この時、三十四符を受く(天満宮の楼門より行く)。この山、八合より上、大熱大風し上るべからず。雄黄(いおう)臭ふ。匍蔔(はらばい)して上る。谿水(けいすい)雷の如し。御天上に登る。こゝに鉾あり。所謂(いわゆる)逆鉾(さかほこ)なり。この傍、赤色神忽(たちま)ち顕れ忽ち隠る。この辺りにて
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#00342 2015.3.4
『異境備忘録』の研究(27) -神仙界の宴-
「神仙界に入りたる人に食物を送らんと思へば、その人の名を呼びて何所にても供へる時は、神仙界に居る人の眼前へその物忽(たちま)ち現ずるなり。それを食ふ真似をして腹張るなり。これは供物の正気(せいき)を食ふとも云ふ。
 又、現世にて供へたる品は、調養司(ちょうようし)と云ふより、その供へたる品の替りとて寸分も違はぬ品を渡されて、真物を食ふ事あり。又
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