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以前の記事 : 2012年7月
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#00183 2012.7.28
山幸彦の嘆息
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「ここに海神(わたつみのかみ)、ここに到(き)ませる由(ゆえ)は奈何(いかに)とぞ」といひたまひき。かれ、その大神に備(つぶさ)にその兄(いろせ)の鉤(はり)を失(うせ)にし罰(はた)れる状(さま)を語りたまひき。」『古事記』
この伝は、『古事記』本文では前段の後、三年(みとせ)を経てからの伝となっていますが、そもそも火遠命(ほおりのみこ
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#00182 2012.7.22
山幸彦の海宮訪問
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「かれ、教へのまにまに行でますに、備(つぶさ)にその言(こと)の如くなりしかば、即ちその香木(かつら)に登りて坐(ま)しき。ここに海神(わたつみのかみ)の女(みむすめ)豊玉毘売(とよたまびめ)の従婢(まかたち)、玉器(たまもい)を持ちて水を酌(く)まむとする時、井に光(かげ)あり。仰ぎ見れば麗しき壮夫(おとこ)あり。甚(いと)異奇(あや)しと以
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#00181 2012.7.16
海幸彦と山幸彦
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「かれ、火照命(ほでりのみこと)は海佐知毘古(うみさちびこ)として、鰭(はた)の広物(ひろもの)、鰭(はた)の狭物(さもの)を取りたまひ、火遠理命(ほおりのみこと)は山佐知毘古(やまさちびこ)として、毛の麁物(あらもの)、毛の柔物(にこもの)を取りたまひき。ここに火遠理命、その兄(いろせ)火照命に「各(あたみ)に佐知(さち)を相易(かえ)て用ひ
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#00180 2012.7.10
火中の出産
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「かれ、後に木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)参出(まいで)て白(まお)したまはく、「妾(あれ)、妊身(はらめる)を、今、産(こう)むべき時に臨(な)りぬ。この天神(あまつかみ)の御子、私(わたくし)に産みまつるべきにあらず。故(かれ)、請(まお)す」とまをしたまひき。ここに詔(の)りたまはく、「佐久夜毘売、一宿(ひとよ)にや妊(はら)め
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#00179 2012.7.4
人寿が短縮された訳
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「ここに天津日高日子番能邇邇芸命(あまつひこひこほのににぎのみこと)、笠沙(かささ)の御前(みさき)に麗(かわよわ)き美人(おとめ)に遇(あ)へるに、「誰(た)が女(むすめ)ぞ」と問ひたまへば、答へ白(まお)したまはく、「大山津見神(おおやまつみのかみ)の女(むすめ)、名は神阿多都比売(かむあたつひめ)、またの名は木花之佐久夜毘売(このはなのさ
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