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以前の記事 : 2011年6月
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#00112 2011.6.29
八十神の行方
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「かれ、その太刀、弓を持ちて、八十神(やそがみ)を追ひ避くる時に、坂の御尾(みお)ごとに追ひ伏せ、河の瀬ごとに追ひ撥(はら)ひて、国作りはじめたまひき。」『古事記』
黄泉国(よみのくに)から地上に戻った大国主神は、須佐之男命の神勅を奉じ、生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみや)を使って八十神を坂の尾ごとに追い伏せ、河の瀬ごとに追い撥(はら
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#00111 2011.6.23
須佐之男命の神勅
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「汝(な)が持てるその生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみや)を以て、汝(な)が庶兄弟(ままあにおと)どもをば坂の御尾(みお)に追ひ伏せ、また河の瀬に追ひ撥(はら)ひて、おれ大国主神となり、また宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)となりて、その我(あ)が女(むすめ)須勢理毘売(すせりびめ)を嫡妻(むかひめ)として、宇迦能山(うかのやま)の山本に
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#00110 2011.6.18
大屋毘古神のカムハカリ
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「ここにその大神の髪を握(と)りて、その室(むろや)の椽(たるき)ごとに結(ゆ)ひつけて、五百引(いほびき)の石(いわ)をその室の戸に取り塞(さ)へ、その妻須勢理毘売(すせりびめ)を負(お)ひて、すなはちその大神の生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみや)、及び天沼琴(あめのぬごと)を取り持ちて逃げ出でます時に、その天沼琴、樹にふれて、地(つち)
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#00109 2011.6.13
須佐之男命の安心
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「ここにその妻須勢理毘売(すせりびめ)は、喪具(はふりつもの)を持ちて哭(な)きつつ来まし、その父の大神は、すでに死(みう)せぬと思ほしてその野に出で立たせば、すなはちその矢を持ちて奉りし時に、家に率(ひき)て入りて八田間(やたま)の大室(おおむろや)に喚(よ)び入れて、その頭(かしら)の虱(しらみ)を取らしめたまひき。かれ、ここにその頭を見れ
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#00108 2011.6.8
動植物も言語を発する神代の時代
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「すなはち喚(よ)び入れて、その蛇(へみ)の室(むろや)に寝しめたまひき。ここにその妻須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、蛇の比礼(ひれ)をその夫(ひこぢ)に授けて云(の)りたまはく、「その蛇、咋(く)はむとせば、この比礼を三(み)たび挙(ふ)りて打ち撥(はら)ひたまへ」と云(の)りたまふ。かれ、教(おしえ)の如(ごと)せしかば、蛇、自ずから静
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#00107 2011.6.3
大国主神と須勢理姫神の運命的出会い
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「ここにその御祖(みおや)、その子(みこ)に告(の)りたまはく、「汝(いまし)ここにあらば、遂に八十神(やそがみ)に滅(ころ)されなむ」と言(の)りたまひて、すなはち木国(きのくに)の大屋毘古神(おおやびこのかみ)の御所(みもと)に速(いそ)がし遣(や)りたまひき。」『古事記』
御祖(みおや)とは、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)の母神であ
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