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以前の記事 : 2023年6月
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#00844 2023.6.27
天地組織之原理(85) -天照大御神の石屋戸隠れ-
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或る人問ふ、御説明によりて葦原中国のことは大に参考を得たれば、次て「天石屋戸(あめのいわやど)」とあるは如何なるものなりや承りたし。
答ふ、この「天石屋戸」とあるは、本居先哲は実の石窟には非ず、「石」とは只堅固なるを云ふ天磐船(あめのいわぶね)などの類にて、尋常の殿をかく云へるなるべしと説かれ、平田先哲はこれは真の石屋なり、前には常の忌
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#00843 2023.6.21
天地組織之原理(84) -葦原中国は太古の地球-
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「故(かれ)、こゝに天照大御神、見畏(みかしこ)みて天石屋戸(あめのいわやど)を閇(た)て刺しこもり坐しき。すなはち高天原皆暗く、葦原中国(あしはらのなかつくに)悉(ことごと)に闇(くら)し。これに因りて常夜(とこよ)往く。こゝに万(よろず)の神の声(おとない)は狭蝿(さばえ)なす皆満ち、万の妖(わざわい)悉に発(おこ)りき。」
こゝに挙
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#00842 2023.6.15
天地組織之原理(83) -天照大御神の大御心-
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或る人問ふ、御説によりて須佐之男命の御怒りのみならず、必ず保食神の御怒りは甚だしかるべしとのことは道理に於て然るべきが故に一応了解せり。尚照応の御説を俟て御質問にも及ぶべきが、この外(ほか)に伺ひ置きたきは、この時天照大御神の忌服屋の中に天斑馬(あめのふちうま)を剥ぎて落とし入れ給へるその「斑馬」と云ふは天津国にある馬と聞こゆるを、天津国にも
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#00841 2023.6.9
天地組織之原理(82) -須佐之男命の乱行-
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「こゝに速須佐之男命、天照大御神に白(まお)したまはく、我(あ)が心、清明(あかき)故に我が生めりし比古子(ひこみこ)(手弱女(たわやめ))を得つ。これに因りて言(まお)さば、自ずから我勝ちぬと云ひて、勝ちさびに天照大御神の営田(みつくた)の畔(あ)を離ち、その溝を埋め、またその大嘗(おおにえ)聞看(きこしめ)す殿に屎(くそ)まり散らしき。故(
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#00840 2023.6.03
天地組織之原理(81) -尊信の目的-
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さてこゝに申し置くべきことあり。世に保食神の伝無かりせば、人間の生命を保つに第一たる衣食の起こる所の原因より禽獣魚類の大骨横位に成れる原理は素より、そのもの等が交合するに親子兄弟を別かたざる起因、又これ等のものが人間の為に万世に至るまで己の身体を犠牲に供すべき理由は、如何に人智を以て究理するとも世界中他にこれを知るべき道はあるべからざるを、吾
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