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以前の記事 : 2019年3月
#00586 2019.3.31
生類の霊異(19) -狐(妖獣的実例・上)-
 さて、これからが愈々狐の妖獣たる怪異話の本文であるが、狐の妖獣的事例は古今各地に無数にある。然れども、現代の科学的教養ある常識家からは万口(ばんこう)一斉にその悉くが虚伝誇張、もしくは迷信者の妄覚の産物として否定せられて居る。
 否定するのが真実であるか、語り伝へられてゐるのが真実であるかは、こゝに第三者たる吾等には何とも判定が下し得ぬ。実を
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#00585 2019.3.25
生類の霊異(18) -狐(奇抜な遊戯)-
 狐の純粋の遊戯の十八番は狐火であるが、狐火にも四種ある。一つは、俗に狐の嫁入りと云ふ無数の小燈火的な火を現出するもの、二つは、唯一、二個の火を弄ぶもの、三つは、大厦(たいか)高楼の各室が燈火で明るくなって居る光景、四は、昔の絵本に描かれた通りの狐の嫁入り行列である。

 第一のは、古来各国人が各地で見せつけられて居るもので珍しくないが、現代
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#00584 2019.3.19
生類の霊異(17) -狐(悪辣の事例)-
 人が提げたり背負ったりして居る食物を狐が奪(と)るには、必ずばかして取るやうに想はれるけれども、さうではなく、生理的な体力を使って無理矢理に取らうと企画することも少なくない。下は前記の狐どころたる石見国安濃郡地方で経験された確かな事実である。

 川合村の那須清吉と云ふが、三里余りある柳瀬浦の親戚へ祝宴に招かれ、夜更けて土産物の重箱を背負ひ
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#00583 2019.3.13
生類の霊異(16) -狐(人語を解す事例)-
 石見国邑智(おおち)郡小原の素封家(そほうか)・林氏方へ、或る夜の深更(しんこう)に門の戸を叩く者がある、「誰か」と聞くと「大森から来ました」と答へる。「大森の誰からだ」と問ふと矢張り「大森から来ました」と同じ答へをする。

 大森町は小原から四里隔たって居り、そこには多くの親類や知己があるので、唯大森とばかり言ふのは変であると思ひ、主人が
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#00582 2019.3.6
生類の霊異(15) -狐(智能の実例)-
 家畜中にて一番に頭脳の良いと云ふ犬が、教育されても応用の才は殆ど見られぬが、狐は人が教へずして驚くべき才智ある挙動を為すほどに頭脳が良い。

<隠し銃を知る>
 或る書に、蘇格蘭(スコットランド)の漁夫の談があった。曰く、積雪の夕、家の前の空地の物置小屋の前へ、一片の牛肉を縄に結び下げて置き、その縄の一端は七、八寸の積雪の下にて地面を這はせ
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