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以前の記事 : 2021年1月
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#00697 2021.1.26
宮地神仙道修真秘訣(23) -房中を戒む-
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「色欲を戒めざれば長命し難し。それは『神仙伝』に、独り房中を戒むと云ひ、又『抱朴子』にも、長生の要は房中に在り、上士これを知れば以て年を延べ病を去るべしとも、又『素問』の註にも、強力にして房に入らば則ち精耗(へ)る、精耗へれば則ち腎傷(やぶ)る、腎傷れば則ち膸気内に枯る。又『千金方』にも、大酔して房に入れば気竭(つ)き肝傷るとありて、閨門(けい
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#00696 2021.1.20
宮地神仙道修真秘訣(22) -内心の端直-
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「劉向(りゅうきょう)が『新論』に、将(まさ)に情欲を収めんとせば、まず五關(かん、関)を斂(おさ)めよ、五關は情欲の路、嗜好の府なり。目、綵色(さいしょく)を愛す、命じて性を伐つの斤(おの)といふ。耳、淫声を楽しむ、命じて心を攻むるの鼓といふ。口、滋味を貪る、命じて腸を腐らすの薬といふ。鼻、芳香を悦ぶ、命じて喉を燻(いぶ)すの煙といふ。身、轝
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#00695 2021.1.14
宮地神仙道修真秘訣(21) -内端の要路-
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「気を下丹田に収むる事は真人の至って重んずる事にて、『荀悦(じゅんえつ)甲鑑』に、臍に隣する三寸これを関と謂ふ、道者は常に気を関に致す、これを要術と謂ふ。また『難経』に、臍下腎間の動気は人の生命なり、十二経の根本なり、故に名づけて原と曰ふ。また趙公鼎(こうけん)の『脉望(ばくぼう)天機』には、臍下一寸三分なり。また『難経』の註に、臍下腎間の動気
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#00694 2021.1.8
宮地神仙道修真秘訣(20) -行住坐臥の法-
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「常に口中にて唾を練りて服用する時は腎水となり、竟(つい)に清血となりて汚血を消して無病の良体となる口中の霊薬なれば、必ず吐き捨つるなかれ。『本草綱目(ほんぞうこうもく)』にこの唾の事を時珍が云へるに、人の舌下に四竅(しきょう)有り、両竅は心気に通じ、両竅は腎液に通ず。心気は流れて舌下に入りて神水と為り、腎液は流れて舌下に入りて霊液となる。
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#00693 2021.1.2
宮地神仙道修真秘訣(19) -導引の諸法-
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導引法には気血の流行を図り保精養生を目的とする種々の方法があり、老子の四十二勢の導引法、鐘離(しょうり)の八勢導引法、赤松子(せきしょうし)の十八勢導引法、胡見素(こけんそ)の五臓十二勢導引法など各々師家独自の導引法を遺してゐるが、明(みん)朝の大司馬浚川(だいしばしゅんせん)の『摂生要義』中の導引篇には古来幾十種の導引法を綜合して体系的に十
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