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日本古学を学ぶにあたって
 
 日本古学で学ぶことは、人間という存在について、また命とはいかなるものか、あるいは人類の歴史や宇宙のしくみについてなど多岐にわたっていますが、その手法は、主に『古事記』『日本書紀』などの日本の神典をはじめ、世界の神話や古伝説を比較し、目の前に現存する自然界の事実とを照らし合わせて真理を解明していくというものです。

 そこで気をつけなければならないのは先入観というものです。わたしたちの現在の考え方は、西洋式の物質至上主義、科学至上主義にもとづいた知識を基本としていますが、それを妄信すると、ある種のフィルターを通して真実をゆがめて見てしまう危険性をはらんでいます。科学的な見地からすれば、「神話」や「古伝説」は「昔の科学が未発達な時代の人が想像して作ったおとぎ話」ということになるでしょう。しかし実はそこには、現在の科学では説明することができないだけで、真実のことが語られているのかもしれません。人類の歴史をひもといても、17世紀までは、地球のまわりを太陽がまわっているという「天動説」が世の中の常識でしたが、地球自体も動いているという「地動説」が証明され、その後の人類の発展に大いに役立ちました。

 今まで常識と思ってきたことでも、違う角度から見れば新たな発見があるかもしれません。日本古学を学ぶにあたっては、今までの先入観や固定概念をいったん頭から取り外し、素直で公明正大な心で考え、また自分の感性を研ぎ澄まして真理を探究する態度が必要です。

 イギリス人のアーノルド・J・トインビー博士(1889~1975)は20世紀最大の歴史学者といわれていますが、彼は歴史を国家や時代という細切れの単位ではなく、「文明」という視点でとらえ、さらに「宗教」の存在に注目し、そこに何らかの法則性を見出そうとしました。しかしあまりにも独創的であったために、賞賛と同時に多くの批判も浴びました。しかし人類の未来を真剣に見つめようとした彼の歴史眼は、ベトナム戦争が「北」の勝利で終わるであろうこと、ヨーロッパが緩やかに統合に向かうこと、さらに2000年までに米ソが和解し、中国が重要な大国になり、21世紀初頭の世界がアメリカの一国覇権主義を背景とした強力なグローバリズムに席巻されることなどを見事に的中させています。そのトインビー博士が1967年11月24日、二度目に伊勢神宮を参拝されたとき、10秒ほど静かに息を整えられた後、毛筆で次のように記されました。

「Here ,in this holy place,I feel the underlying unity of all religions.」

 日本語に訳すならば、「わたしは、ここ、聖地にあって、諸宗教の根源的統一性を感じます」となりますが、博士は宇治橋から退出するまでの間、左手あるいは右手へ持ちかえられることはあっても、ついに一度も帽子を被られることがなかったことが伝えられています。
 
 
 
 
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