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以前の記事 : 2022年10月
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#00863 2022.10.19
天地組織之原理(104) -稲羽の白兎-
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「故(かれ)、この大国主神の兄弟(みあにおと)八十神(やそがみ)坐しき。然れども皆国は大国主神に避けまつりき。避けまつりし所以(ゆえ)は云々。」
こゝに挙げたる『古事記』の明文は聞こえたる通りにて、「大国主神の兄弟八十神云々」とある御兄弟は庶兄弟にして異母の御兄弟なり。「八十神」とあるは必ずしも八十柱と云ふにも非ざるべけれども、或は八十柱
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#00804 2022.10.30
天地組織之原理(45) -木神・草神の出顕-
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「木神(きのかみ)、名(みな)は久々能智神(くくのちのかみ)を生みたまひ、野神、名は鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)を生み給ふ。亦の名は野椎神(ぬづちのかみ)と謂(まお)す。」
こゝに挙げたる明文は『古事記』神生みの段(くだり)三十二神錯簡(さっかん)の中にて木神の野神との伝のみを撰び採りたり。平田先哲はこの二神は全く豊受神の幸魂(さきみ
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#00803 2022.10.24
天地組織之原理(44) -六元の徳-
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これより前の講述に次て四元の徳を講究すべし。然れども神典によりて講ずる所は化学の理論とは大に異なるものにして、化学の論ずる所にては四元の元素より物質のみを細密に論究するものにて、火は温素と光素の集合より起こり、水は水素と酸素の集合より起こるものと論ずるが如き論なれども、神典に於て論ずる所は物質元素の集合を論ずるものに非ず。
既に物質は集
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#00802 2022.10.18
天地組織之原理(43) -金神・土神・水神の出顕-
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「多具理(たぐり)に成り坐せる神の名(みな)は金山毘古神(かなやまびこのかみ)、次に金山毘売神(かなやまびめのかみ)。次に屎(みくそ)に成り坐せる神の名は波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)、次に波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)、次に尿(ゆまり)に成りませる神の名は弥都波能売神(みつはのめのかみ)。」
この伝に「多具理に成り坐せる神の
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#00801 2022.10.12
天地組織之原理(42) -火神の出顕-
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「次に火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)を生みたまふ。亦の名(みな)は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)と謂(まお)し、亦の名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)と謂す。この子(みこ)を生みますにより美蕃登(みほと)灸(や)かれて病み臥(こや)せり。」
この本文は『古事記』の明文なるが、まずこの「火之夜芸速男神」と云ふ御名の「夜芸」と
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#00800 2022.10.6
天地組織之原理(41) -体生の八百万神-
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祝詞曰く、「神(かむ)伊邪那岐・伊邪那美命、妹背(いもせ)二柱の嫁継(とつぎ)給ひて国の八十国(やそくに)島の八十島を生み給ひ、八百万神等(やおよろずのかみたち)を生み給ひて、麻奈弟子(まなおとこ)に火結神(ほむすびのかみ)を生み給ふ。」
こゝに挙げたる明文は鎮火祭の祝詞の古文にて、平田先哲もこの祝詞は最も太古の正伝にして記紀の誤りをも正
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