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#00622 2019.11.2
空飛ぶ人々(7) -人間界完成への道-
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古代エジプト人が、何十万貫という巨大なる山の如き大石を数百マイルの遠方から運搬して、近代建築工法の如何なる設備を以てしても不可能な驚異的大建築を為し遂げたその不思議な工法の原動力は、「秘密な文字(玄学でいふ霊符)を書いた葦の紙」を用ひてその巨石を空中に浮かせ、或はこれを飛行せしめたと伝承されてゐるが、吾が日本の伝承では、神々は巨大なる石の船(
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#00620 2019.10.21
空飛ぶ人々(5) -空行して名山周遊-
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それでは神仙たちの地界の空行に或る程度の時間をかけられるのはどういふ訳かといふに、吾々人間にしても疾走すれば五分間もかゝらぬ所を十五分二十分をかけて悠々と頃合ひに寛歩(かんぽ)してゆくことの方が多い様なもので、これは常識判断の問題である。 水位先生がその師仙・川丹(せんたん)先生に伴はれて諸国名山を巡見された記録が『異境備忘録』に誌されてあ
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#00619 2019.10.15
空飛ぶ人々(4) -神仙・山人の飛行法-
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日本では人間界に最も近い条件を具へた山人界(天狗界)といふ特殊な界があり、この界へ伴はれる人間が殆ど瞬時にして幾十里或は数百里といふ空間を飛行してゆくことや、空中に気道と称せられる道があり、その所属する界の専用的な気道でなければ飛行を許されないこと、又その気道が霊界の高下によりて数道に分かれて居り、各々その位階相応の気道を飛行してゆくといった
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#00618 2019.10.9
空飛ぶ人々(3) -空を行くラマ修業者-
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(訳文)まず「飛ぶが如くに歩行する」ことであるが、普通ならば一ヶ月以上かゝる所も、修業すれば二、三日で歩けるようになるのであり、それは体内を空気のように軽くすることによって出来るというのだ。スポーツの様に短距離を急走する技術を練るのではない。何日でも何晩でも休止なしに軽々と飛ぶように歩行することを学ぶのである。 初めてニール女史がそれを実地に
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#00617 2019.10.3
空飛ぶ人々(2) -チベットの神秘境-
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フランスの名医にして且つ大生理学者として世界的に著名なクロード・ベルナールの高弟でアレクサンドラ・デウイド・ニールといふ英国婦人がある。 デカルトの哲学を修め、仏教を研究してゐるうちに東洋の神秘主義を探求すべく思ひ立ち、まずインドに渡ってヨガの修業をし、次に日本、朝鮮、中国にまで足をのばして、遂に西蔵(チベット)の秘境に入り、十年間に亘って
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