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以前の記事 : 2016年7月
#00427 2016.7.31
『本朝神仙記伝』の研究(45) -岩田刀自-
 岩田刀自(いわたとじ)はその父母を知らず、また生国を詳らかにせず。安房国(あわのくに)の里見義広に見(まみ)えて奇異を現はし、初めて世に知らる。
 当時義広、武勇を以て国を治め、威(いきおい)漸(ようや)く盛ならむとす。その頃、同国朝夷郡(あさひなのこおり)より、一人の老翁を連れて城中に来れり。その歳を問へば、「我が歳数百年に及ぶと雖(いえど
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#00426 2016.7.24
『本朝神仙記伝』の研究(44) -長谷川式部大夫-
 長谷川式部大夫(はせがわしきぶのたいふ)は、周防国の領主・大内義隆に仕へて旧功ありし者なり。大内家傾かむとするを見て、式部屡(しばしば)諫言(かんげん)したれども用ひられず、却て科(とが)に遭はんとしければ、力及ばずして密かに本国を立ち去り、所縁(ゆかり)あるに因みて、肥後国飽田郡に妻子を引き具して移りぬ。
 式部元来簡素隠逸を好みて、再び世
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#00425 2016.7.18
『本朝神仙記伝』の研究(43) -長清道士-
 長清(ちょうせい)道士はその本名を詳らかにせず。相州北条家の家臣なりと云ふ。
 道士の父もまた名有る勇士なりしが、関中擾乱(じょうらん)の時、賊兵・何某の為に殺されしに、道士力足らずして速やかにその仇を復すること能(あた)はずを憤り、遂に上野国なる金洞山に隠れ、人跡絶へたる巌窟(いわや)を住処(すみか)となし、黄精を服し木の実を食ひ、日々刻苦
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#00424 2016.7.12
『本朝神仙記伝』の研究(42) -十津川異人-
 十津川(とつがわ)の異人はその姓名を知らず。かの地の樵夫(きこり)等、木を伐らむとて山深く分け入りつゝ日を送る程に、ある日羅刹(らせつ)の如きもの遥かに来りけり。樵夫等これを見て、怪しみ恐れざるは無し。その中に心ざま雄々しき壮(おのこ)三人、斧を取りつゝ前に立ちて、寄らば撃たむと睨み居たり。

 その時異人手を挙げて声を発し、「怪しむべから
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#00423 2016.7.6
『本朝神仙記伝』の研究(41) -郷谷長生夫妻-
 郷谷(ごうたに)の長生夫妻は何人(なんびと)たるを知らず。光格天皇の天明年中、備中国賀陽郡木谷村と云へる所より行くこと凡そ三、四丁にして、郷谷と云へる所あり。同国の小官(こやくにん)、一人猟に出てこの郷谷の谷中に迷ひ入り、途方を失ひて只管(ひたすら)深く行く所に、忽然として白髪の老夫妻の出来るに遇へり。

 かの武士思へらく、これ必ず猿の年
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