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以前の記事 : 2023年5月
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#00839 2023.5.28
天地組織之原理(80) -天地神祇の神恩-
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謹みて保食神(うけもちのかみ)の伝の前後を照らして考ふるに、この神は前々講述したる通り火神と土神の御間に生まれ給へる神にして、造化分担の御神業に於て禽獣虫魚の始祖を成し出で給へるのみならず、万世衣食の道は皆この神より起こりたるものなるを、この時は則ち天地開闢第三期の央(なかば)にて、既に衣食の大元はこの神の神体中にその元種を含み給へるを、開闢
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#00838 2023.5.22
天地組織之原理(79) -衣食の道の起源-
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『日本書紀』曰く、「この後天照大神、復(また)天熊人(あまくまのうし)を遣はして往きて看(み)せしめたまふ。この時保食神(うけもちのかみ)実(まこと)に已(すで)に死(まか)りけりき。唯その神の頂(いただき)に牛馬化為(な)る有り、顙(ひたい)の上に粟生(な)り、眉の上に繭(まゆ)生り、眼に稗生り、腹に稲生り、陰(ほと)に麦及び大小豆(まめあづ
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#00837 2023.5.16
天地組織之原理(78) -太古の時間-
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「然して後に復命(かえりごと)まおして、具(つばら)にその事を言(まお)す時に、天照大神、甚(いた)く怒りまして曰はく、汝(いまし)はこれ悪しき神なり、相(あい)見まくほりせず。乃(すなわ)ち月夜見尊(須佐之男命)と一日一夜(ひとひひとよ)隔て離(さか)りて住(ま)しましき。」
須佐之男命は保食神を斬り給ひて後再び高天原に昇り給ひ、天照大
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#00836 2023.5.10
天地組織之原理(77) -保食神の御功業-
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『日本書紀』曰く、「既にして天照大神、天上(あめ)に在(ま)しまして曰(のたま)はく、葦原中国(あしはらのなかつくに)に保食神(うけもちのかみ)有りと聞けり、爾(いまし)月夜見尊(須佐之男命)、就(ゆ)きてみるべし。月夜見尊(須佐之男命)、勅(みことのり)を受けて降りまして保食神の許(みもと)に到りたまふ。保食神、乃(すなわ)ち首(かしら)を廻
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#00835 2023.5.4
天地組織之原理(76) -皇上の大主権-
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或る人問ふ、御弁明によりて天安河の如何と云ふ疑点は初めて散じたり。御説の通りこの地球の外部は大体水玉の如きものなるに、内部に空虚の所もあり、又火気もあるを以ても、太陽はこの地球より数百万倍も大なるものなれば必ず内部には何かあるべき理(ことわり)なるは、この地球を以てもこれに数百万倍の国土もあるべき理なるは推歩の上より道理を推すも考へ及ぶべきこ
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