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以前の記事 : 2024年3月
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#00890 2024.3.29
天地組織之原理(131) -出雲国造神賀詞-
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「これを以てこの二柱の神、出雲国の伊那佐(いなさ)の小浜に降り到(つ)きて、十掬剣(とつかのつるぎ)を抜きて浪(なみ)の穂に逆さまに刺し立てゝ、その剣の前(さき)に趺(あぐ)み坐して大国主神に問ひたまはく、天照大御神、高木神の命(みこと)以て問ひに使はせり。汝(いまし)がうしはける葦原中国(あしはらのなかつくに)は我(あ)が子(みこ)の知らさむ
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#00889 2024.3.23
天地組織之原理(130) -荒魂神と和魂神-
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「こゝに天鳥船神(あめのとりふねのかみ)を建御雷神(たけみかづちのかみ)に副(そ)へて遣(つか)はしき。」
この伝に「こゝに天鳥船神を建御雷神に副へて遣はしき」とある天鳥船神は、先哲の論じ置かれたる通り天之穂日命(あめのほひのみこと)の御子・武夷鳥神(たけひなとりのかみ)の御別名にして、この神は特に御功業多き神と窺はれて御別名の多き神なる
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#00888 2024.3.17
天地組織之原理(129) -霊剣の魂神-
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「こゝに天照大御神詔(の)りたまはく、亦いずれの神を遣はして吉(よ)けむ。こゝに思金神(おもいかねのかみ)また諸(もろもろ)の神白(まお)しけらく、天安河(あめのやすかわ)の河上の天石屋(あめのいわや)に坐す名は伊都之尾羽張神(いつのおわばりのかみ)これ遣はすべし。もし亦この神非ずはその神の子(みこ)、建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)これ
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#00887 2024.3.11
天地組織之原理(128) -天地自然の神罰-
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或る人又問ふ、前の御弁明によりて大にその意を得たれば尚深く講究も致すべきが、この時阿遅志貴高日子根神(あじしきたかひこねのかみ)の天若日子の喪を弔ひ給ふは朋友の信義と云ふべきことにて然あるべきことなれども、たとへ天若日子が天なる父・妻が死(みうせ)たる天若日子に似たりとして手足に取り懸かり哭き悲しみたりとも、これも偶然なることにて、かく御怒り
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#00886 2024.3.5
天地組織之原理(127) -空中の幽界-
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或る人又問ふ、只今の御弁明にて下照比売神の哭く声天に到れることは疑団氷解し、これを他に及ぼして大に吾神典を研究すべきものと存す。就てはこの時天降りたる天若日子が父及び妻子は申すまでもなく天津国にての妻子なるべく、又下照比売は無論この国にての妻なるべければ然もありしならんと存すれども、こゝにその父・妻子が天降り来て喪屋を作るとあるを、『日本書紀
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