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以前の記事 : 2019年1月
#00576 2019.1.29
生類の霊異(9) -河童(解説・上)-
 我国には河童と云ふ不思議な妖怪的動物が各地に居るやうに、古来至る所で口碑や記録に残って居るけれど、明治初年頃からフツリと河童の見聞談が跡を絶ったことゝ、河童の習性や体制の奇怪なのと、それに関する説明が多少各地毎に異なって居るのとで、現代人は河童をば古人の無智無学から生じた迷信産物と断定するに一致し、殊に動物学者・博物学者などは、獺(かわうそ)
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#00575 2019.1.23
生類の霊異(8) -猫(古人の記述)-
 文化十年六月十九日、江戸湯島の円満寺前の煎餅(せんべい)屋へ、毎夜のやうに大猫が来て食物を盗るので、亭主が腹を立て、わなを設けて生け捕り、虐(むご)く打ち殺して首に縄をつけ、深夜に女房をして後ろの桜馬場の芥(ごみ)捨場に捨てに行かせた。
 女房は心剛(つよ)い婦であったと見えて、その縄を引いて一人で馬場へ猫捨てに行って戸口へ戻ると同時に、「ア
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#00574 2019.1.17
生類の霊異(7) -猫(事例)-
<山猫の妖磁気>
 山猫は、その野生生活に於ける必要上、家猫に比して彼等の動物磁気力の強大を要する理由ありと見做(みな)し得らる。

 石見国安濃郡太田町長谷の奥に虚空蔵なる淋しい一区画があって、そこに人家が唯二戸あり、何れも屋号を虚空蔵と称し本家・分家の間柄であるが、明治初年のこと、こゝに人家としては、まだその本家一軒しか無かった折り、主人
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#00573 2019.1.11
生類の霊異(6) -猫(解説)-
 動物の妖怪に関する説話にして、その歴史の最も新しきは猫である。世に猫の怪異談の現れしは漸く元禄時代のことにて、それ以前には絶えて聞くことが無いから、或る人は猫の怪異的伝説を以て全然小説と断じ、彼(か)の世に膾炙(かいしゃ)した『佐賀怪猫伝』などをその証例に取り、徳川時代人の流布した猫股話の信を措(お)き難きを論弁した。
 然れども、猫属動物の
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#00572 2019.1.5
生類の霊異(5) -蟇(古人の記述)-
 寛政十年七月の頃、江戸服部坂辺の屋敷にて蟇(ひき)の出でしを、猫出でゝさいなみしに、同じく蟇出でゝ猫を取り巻き、毒気を吹きかけ殺したりと云ふ。(『半日閑話(はんにちかんわ)』)

 福山の人、夜中に過ちて蟇を踏み殺せしに、その蟇潰るゝ時に、一方の足の内踝(うちくるぶし)の所に蟇の息かゝりて、熱きこと熱湯を注ぐが如くなり。寒熱甚だしくて数日悩
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