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以前の記事 : 2016年3月
#00407 2016.3.31
『本朝神仙記伝』の研究(25) -貞純親王-
 貞純(さだすみ)親王は清和天皇第六の皇子(みこ)なり。母は神祇伯王・棟貞(むねさだ)の女(むすめ)なり。貞観十五年四月二十一日に生まる。やがて親王と成らせ給ふ。寛平五年十一月二十三日、右大臣・源能有(みなもとのよしあり)公を文武の師となし、その伝を受けらる。

 中務卿(なかつかさきょう)、兵部卿(ひょうぶきょう)、四品(ほん)、上総・常陸
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#00406 2016.3.25
『本朝神仙記伝』の研究(24) -白箸翁-
 白箸翁(しらはしのおきな)は何人(なんびと)と云ふことを知らず、またその姓名も得ず。
 清和天皇の貞観の末、一人の老夫あり、常に市中に遊びて、白箸を売るを以て生業(なりわい)とす。時の人、号(なづけ)て白箸翁と云ふ。人皆不潔なるを厭(いと)ひて、その箸を買はず。翁もまた自らこれを知りて憂ひとせず。

 寒暑共に皁色(くろいろ)の服を着て変は
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#00405 2016.3.19
『本朝神仙記伝』の研究(23) -小野篁-
 小野篁(おののたかむら)は敏達天皇八代の後裔、小野岑守(みねもり)の子なり。身の丈六尺三寸あり。家、元より清貧なれども、母に仕へて至孝なり。
 始め学業を事とせず、嵯峨天皇これを聞食(きこしめ)して、「既にその人の子たる者、何ぞ弓馬(きゅうば)の士とならむや」と難ぜさせ給ひし由(よし)を聞き、篁、大いに恥じ悔ひ、これより学に志したりとかや。
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#00404 2016.3.13
『本朝神仙記伝』の研究(22) -武庫山女仙-
 武庫山女仙(むこやまのにょせん)は、その父母及び姓氏を詳らかにせず。淳和天皇の第二の妃(みめ)・如意尼(にょいのあま)に仕へし女官にて、武庫山に入りて仙を得たりと云ふ。
 而(しか)してこの女仙の世に知られたるは、正親町天皇の天正年中、京都七条の辺りに小野民部少輔(おのみんぶしょうゆう)とて、元は然(しか)るべき人の末なりしが、世に零落(おち
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#00403 2016.3.7
『本朝神仙記伝』の研究(21) -願覚仙人-
 願覚は何人(なんびと)たることを詳らかにせず。大和国葛上郡(かつらぎかみのこおり)に高宮止寺(たかみとでら)と云ふ寺あり、この寺に円勢(えんせい)法師と云へる百済国の僧、我が国に渡り来りて住みけり。智識の勝れたる僧にてありたるとぞ。時に何処の者とも知らず、願覚と云へる僧、また来りてこの房に住みぬ。

 然(しか)るにこの願覚、晨(つと)に出
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#00402 2016.3.1
『本朝神仙記伝』の研究(20) -菊女仙-
 菊女仙は何処(いずこ)の人と云ふことを知らず。またその姓氏を詳らかにせず。夏秋の間、里人、女仙を白山(はくさん)の水晶渓(すいしょうだに)の滝の下に見る。常に菊を採りて、その花と葉を食とし、火の入りたるものを絶てり。その容貌顔色、宛(さながら)処女(おとめ)の如し。人、「菊女(きくめ)」と称し、また「阿菊(おきく)」と呼べり。後、その神霊なる
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