|
以前の記事 : 2023年9月
|
|
#00859 2023.09.25
天地組織之原理(100) -須佐之男命の御歌-
●
|
「故(かれ)、こゝを以てその速須佐之男命、宮造るべき地(ところ)を出雲国に求(ま)ぎたまひて、須賀の地に到り坐して詔(の)りたまはく、吾(あれ)この地に来まして我(あ)が御心すがすがしと賀(の)りたまひて、その地に宮作りて坐(ま)しましき。故、その地は今に須賀と云ふ。この大神、初め須賀宮を作りし時に、その地より雲立ち騰(のぼ)りき。故、御歌(み
|
|
カテゴリ:天地組織之原理 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00858 2023.09.19
天地組織之原理(99) -雷神の出顕-
●
|
『先代旧事本紀』曰く、「素戔嗚尊、乃(すなわち)ちその蛇(おろち)を斬りしかば、その蛇八段(やまた)と為りて段毎に雷(いかづち)と成る。総て八つの雷と為り、飛躍(おどり)て天に昇る。これ神異(くしび)なることなり。」
こゝに挙げたる明文は『先代旧事本紀』の「地神本記」の伝にして、平田先哲も成文に挙げられたる伝なるが、これは全く記紀共にその
|
|
カテゴリ:天地組織之原理 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00857 2023.09.13
天地組織之原理(98) -神典中に見える天然の道義-
●
|
「故(かれ)、その中の尾を切りたまふ時、御刀(みはかし)の刃(は)毀(か)けき。怪しと思ほして、御刀の前(さき)を以て刺し割(さ)きて見そなはしゝかば、都牟刈(つむかり)の大刀(たち)在り。」
こゝに前に朗読したる『古事記』本伝の次より明文に掲げて講述すべし。「その中の尾を切りたまふ時、御刀の刃毀けき」とあるは、八俣遠呂智の八つの尾を切り
|
|
カテゴリ:天地組織之原理 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00856 2023.09.7
天地組織之原理(97) -八俣遠呂智の正体-
●
|
「こゝに、その形は如何にと問ひたまへば、その目は赤かゞちの如くして、身一つに八頭(やがしら)八尾(やお)有り。亦その身に蘿(こけ)及び檜(ひ)・椙(すぎ)生ひ、その長き谿(たに)・八谷(やたに)、峡(お)・八尾に度(わた)りて、その腹を見れば悉(ことごと)に常に血の爛(ただ)れたりと答白(まお)しき。こゝに須佐之男命、その老夫(おきな)に詔りた
|
|
カテゴリ:天地組織之原理 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00855 2023.09.1
天地組織之原理(96) -須佐之男命、出雲の地へ-
|
「出雲国の肥の河上に在る鳥髪(とりかみ)の地(ところ)に降りましき。この時、箸(はし)その河より流れ下りき。こゝに須佐之男命、その河上に人有りけりと以為(おも)ほして、尋ね覓(ま)ぎ上り往きましゝかば、老夫(おきな)と老女(おみな)と二人在りて、童女(おとめ)を中に置きて泣くなり。汝等(いましたち)は誰ぞと問ひたまへば、その老夫答言(まお)す、
|
|
カテゴリ:天地組織之原理 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|