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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
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#00869 2023.11.24
天地組織之原理(110) -主権君位の神-
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或る人問ふ、前の御講述中、大国主神に地球上の大主権の帰したるは須佐之男大神の御神勅にて明らかなることなるが、天津神・国津神と多く坐す中に於て主権の坐す神はこの他幾柱なりや。又その主権の帰する所は如何なる理由によるものなりや承り置きたし。
答ふ、御質問の義は特に神典の講究に於て至要のことなれば、神代第五期皇孫命降臨の後に至り合せて講述すべ
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#00868 2023.11.18
天地組織之原理(109) -須佐之男大神の御神威-
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「故(かれ)、こゝに黄泉比良坂(よもつひらさか)まで追ひ至りて、遥かに望(みさ)けて、大穴牟遅神を呼ばひて謂(の)りたまはく、汝(いまし)が持てるその生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみや)を以て、汝が庶兄弟(あにおと)どもをば坂の御尾(みお)に追ひ伏せ、亦(また)河の瀬に追ひ撥(はら)ひて、おれ大国主神と為り、亦宇都志国玉神(うつしくにたまの
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#00867 2023.11.12
天地組織之原理(108) -神典の幽理-
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前の御質問の次の明文に「その天沼琴(あめのぬごと)樹にふれて、地(つち)動(どよ)み鳴りき。故(かれ)、その寝坐せる大神聞き驚きて、その室を引き仆(たお)したまひき。然れども椽(たるき)に結へる髪を解かす間に遠く逃げたまひき」とあり、この明文によく心を止めて窺ふべきなり。
まず明文によりて深意のある所を考ふれば、須佐之男大神は大地造化の
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#00866 2023.11.6
天地組織之原理(107) -大屋毘古神の神量-
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「即ち喚(よ)び入れて、その蛇(へみ)の室(むろや)に寝しめたまひき。こゝにその妻(みめ)須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、蛇の比礼(ひれ)をその夫(ひこぢ)に授けて云(の)りたまはく、その蛇咋(く)はむとせばこの比礼を三(み)たび挙(ふ)りて打ち撥(はら)ひたまへと云(の)りたまふ。故(かれ)、教(おしえ)の如くせしかば蛇自ずから静まりし故
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#00865 2023.10.31
天地組織之原理(106) -大穴牟遅神、根国に至る-
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「こゝに亦その御祖命(みおやのみこと)、哭きつゝ求(ま)げば見得て、即ちその木を拆(さ)きて取り出で活かしてその子(みこ)に告言(の)りたまはく、汝(いまし)こゝに有らば遂に八十神の為に滅ぼさへなむとのりたまひて、乃(すなわ)ち木国(きのくに)の大屋毘古神(おおやびこのかみ)の御所(みもと)に遣(や)りたまひき。」
この明文の「こゝに亦そ
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#00864 2023.10.25
天地組織之原理(105) -大穴牟遅神の御神性-
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「故(かれ)、こゝに八十神(やそがみ)怒りて、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)を殺さむと共に議(はか)りて、伯岐国(ははきのくに)の手間の山本に至りて云ひけるに、赤猪(あかい)この山に在るなり、故、我共に追ひ下さば汝(なれ)待ち取れ、もし待ち取らずば必ず汝を殺さむと云ひて、火を以て猪に似たる大石を焼きて転(まろ)ばし落としき。こゝに追ひ下る時、そ
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#00863 2022.10.19
天地組織之原理(104) -稲羽の白兎-
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「故(かれ)、この大国主神の兄弟(みあにおと)八十神(やそがみ)坐しき。然れども皆国は大国主神に避けまつりき。避けまつりし所以(ゆえ)は云々。」
こゝに挙げたる『古事記』の明文は聞こえたる通りにて、「大国主神の兄弟八十神云々」とある御兄弟は庶兄弟にして異母の御兄弟なり。「八十神」とあるは必ずしも八十柱と云ふにも非ざるべけれども、或は八十柱
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#00862 2023.10.13
天地組織之原理(103) -大年神の御系統-
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「故(かれ)、その大年神云々。」
前に八島士奴美神(やしまじぬみのかみ)の御系統のことを講述したれば、次に異母の御弟神と坐す大年神の御系統をもこゝに明文を挙げて論ずべき順序なるを、『古事記』には大年神の御系統は大国主神の御系統と共に遥か後に挙げられたれども、これは必ず兄・八島士奴美神の御系統に次ぐべき順序なれば、こゝに『古事記』の明文を挙
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#00861 2023.10.7
天地組織之原理(102) -地球大地主権の神-
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或る人問ふ、御講述により大国主神の御系統前後両所の伝にある「この神、云々」とあるは全く娶(みあ)ひ坐せる神多きが故に、「亦、云々。亦、云々」にては文語の失体ともなるを以て、「亦」と云ふ字に換へて「この神」の字を以てその元始の神に帰るを示す文なりとは道理に於て動くまじき御説と存するを、この両所の御系統の内にある神名には他の神名と大にその趣を異に
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