|
自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
会員登録をいただくと、タイトルに●の付いている会員様専用の記事閲覧と、
「清風道人(せいふうどうじん)」への質問欄『Q&A(会員様のみ)』のご利用と過去の質問および回答を閲覧いただけます。
更新情報メールの配信をご利用頂けます。
会員登録はこちらから>> カードでのお申し込み 銀行振込でのお申し込み |
 |
#00470 2017.4.19
無病長生法(14) -調和心意-
●
|
第五には、心意を調和すべし。凡そ心の本性は、天地とその妙を同うし、神仏とその霊を同うして、固(もと)より不老不死のものなるを、外物に攪乱(かくらん)せらるゝと同時に、本性の霊妙を失ひ果てゝ、名利の穴に頭を突き込み、富貴の淵に身を溺らして、心意を苦しめ精神を疲らすは、譬へば一夜泊りの旅亭の座敷が己が意に満たざるを気にして、此処(ここ)に床を置き
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00469 2017.4.13
無病長生法(13) -調和呼吸-
●
|
第四には、呼吸を調和すべし。凡そ呼吸を調和するの術は、無病長生法の最も大切なる所にて、その術も又随て多端なりと雖(いえど)も、こゝにはその一般に最も行はれ易(やす)くして、その効を見ることの最も著しきものを伝へむ。
その法は、当日の作業悉(ことごと)く終りて、今は寝に就かむとする時、厠(かわや)へ行き、寝衣に着換へ、心を鎮めて寝床に入り
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00468 2017.4.6
無病長生法(12) -調和体容-
●
|
第三には、体容を調和すべし。体容を調和するには、座るに正しく直(すぐ)なるを要とす。脊骨の前へ屈(かが)むは悪し、後ろへ反るも宜しからず。頭を平正にして、仰がず俯(うつむ)かず、鼻と臍と相対し、耳と肩と相通るやうにすれば真直ぐになるものなり。
頭は昂(の)びたるを良しとし、肩は低(た)れたるを佳しとす。胸は成る丈(たけ)打ち開きたるが好
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00467 2017.3.30
無病長生法(11) -調和睡眠-
●
|
第二には、睡眠を調和すべし。凡そ人の世に居(お)るや、百般の事柄に付きて、時々刻々に眼・耳・鼻・舌・身の五官を使用せざるは無し。この五官の神経は悉(ことごと)く頭脳に輻輳(ふくそう)し来(きた)りて、頭脳は即ち五官の本府なること、諸省の内閣に於けるが如くなるが故に、五官の一度(ひとたび)動いて精神これに応ずる度毎(たびごと)に、その精神の府な
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00466 2017.3.23
無病長生法(10) -調和飲食-
●
|
文を考へ武を講じて国家を維持せむと思ふ賢人も、教を立て道を明らかにして人世を扶持(ふち)せむと思ふ君子も、身に病苦あればその仁術を行ふこと能(あた)はず。如何なる英雄豪傑と雖(いえど)も、病魔に妨げられてはその雄略違算を施す所無く、如何なる王公貴人と雖も、病苦に苦しめられてはその栄耀安楽を享くるに地無し。当(まさ)に知るべし、人生の幸福は無病
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00465 2017.3.17
無病長生法(9) -摂生総論-
|
道人(川合清丸大人)、先に無病長生法本論を著はすの後、苟(いやしく)も摂生の事に係れる書籍は得るに任せて閲読せしに、この頃、擇善居櫻寧(たくぜんきょえいねい)室主人の著はせる『壽艸(ことぶきぐさ)』及び『養性訣』を一覧せり。その要は、飲食、睡眠、体容、呼吸、心意の五事を調和するに在り。簡にして約なりと云ふべし。
而(しか)してその調和の
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
#00462 2017.2.26
無病長生法(6) -吐納法・上-
●
|
神仙不老不死の法には種々修行の有るが中に、最も大切なるはこの吐納法なれば、無病長生法に於ても又その重要なるを知るべし。 凡そ人の世に在る間、大気を呼吸せざること僅々(きんきん)数分間なれば即ち死す。大気による栄養の重要なること、世界万物の中、この右に出るもの無し。かく重要なる大気を身内に納めて、以て栄養の根本に培(つちか)ふ、これこの法の大
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
|
 |