|
自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
会員登録をいただくと、タイトルに●の付いている会員様専用の記事閲覧と、
「清風道人(せいふうどうじん)」への質問欄『Q&A(会員様のみ)』のご利用と過去の質問および回答を閲覧いただけます。
更新情報メールの配信をご利用頂けます。
会員登録はこちらから>> カードでのお申し込み 銀行振込でのお申し込み |
 |
|
 |
#00524 2018.3.14
扶桑皇典(54) -武事の神-
|
武事を掌り給ふ大神は、武甕雷神(たけみかづちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)と申す。この大神たちは、伊邪那岐命の、火産霊神(ほむすびのかみ)を斬り給ひし時に、その御刀(みはかし)に因りて生(な)り出で給ひし大神にて、その宮は、武御雷神は常陸国鹿島郡にて、鹿島神宮と申し、経津主神は下総(しもうさ)国香取郡にて、香取神宮と申せり。 |
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00523 2017.3.8
扶桑皇典(53) -海の神-
●
|
海の神は、大綿津見神(おおわたつみのかみ)と申す。伊邪那岐命の御身滌の時に生(あ)れ出で給ひし大神にて、河海大小の神を総管し給へり。 #0061【祓戸四柱神の誕生】>> この大神の御社は、筑前国糟谷郡志加に坐して、海(わたの)神社三座と申す。猶、この海神(わたつみのかみ)の御社は諸国に在り。
俗には海神の宮を龍宮と称へるが
|
|
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00522 2018.3.2
扶桑皇典(52) -山の神-
●
|
山神は、大山津見神(おおやまつみのかみ)と申す。この神は、迦具土神(かぐつちのかみ)の御体より化(な)り給ひし大神にて、諸国諸山を守り給ふ、総ての山神たちを管領し給へり(『八十能隈手(やそのくまで)』。 #0055【神々の分体と合体】>>
山神の、山を守り給ふは、山の草木のみにはあらず。山に棲む獣類をも守り、また管領し給ふが
|
|
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
#00518 2018.2.7
扶桑皇典(48) -風の神-
●
|
風は天地の間の気にて、万物、皆これを呼吸して活けるは言ふも更にて、人の物言ふ声の遠きに聞こゆるも、またこの風の力なり。 往昔、坂東の子女、瘧病(わらわやみ)に患ひて、臨終の時、母を恋ひて、三度母を呼びて亡(う)せたるに、その声、一日路(ついたちみち)を隔てたる地に居(おり)たる母の耳に、分明に聞こえたりといへり(『雑談集』)。
前にい
|
|
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00517 2018.2.1
扶桑皇典(47) -衣食住の神-
●
|
衣食住は、人生の大事中の大事なるに、別(わ)きて穀物は、一日も欠く事能(あた)はざる物なれば、人類の危惧騒動も、多くはこの物の欠乏よりして起こる事なり。 さて、この五穀を掌り給ふ大神は、豊宇気姫神(とようけひめのかみ)と申し、また宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)とも、保食神(うけもちのかみ)とも申せり。 #0073【鳥獣魚
|
|
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00516 2018.1.26
扶桑皇典(46) -神の御分業-
●
|
天神地祇は八百万(やおよろず)坐せど、皆掌り給ふ所ありて、一様の御事にはあらず。山神は山を知食(しろしめ)して人間を守り給ひ、海神は海を知食して人間を守り給ふ。火神の火を知食し、水神の水を知食すも同じ。 然れば、その知食す事同じからねば、一柱の神にして難事を兼併(けんぺい)し給ふといふ事は、殆ど稀なるべし。
然れども、人はその神の掌り
|
|
カテゴリ:扶桑皇典 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |