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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00480 2017.6.19
扶桑皇典(10) -顕幽分界-
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神代といふを、人ならぬ神の時代と思へるもあり、唯、何となき上代の事と思へるもあり、また朝鮮の太古の称ならんと思へるもあり、高天原の事ならんと思へるもあるは、神代といふ事、日本にのみ有りて、外国の歴史に無ければにて、その神の時代と思へるは、神の御事の多く見えたるが為にて、唯、上代の事と思へるは、外国の上古史にも不可思議なる記事ありて、神または神
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#00479 2017.6.13
扶桑皇典(9) -天孫の降臨・下-
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瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、笠狭(かささ)の御碕(みさき)におはせる間(ほど)に、大山祇神(おおやまづみのかみ)の御女(みむすめ)・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と申す姫神を御后として、火須勢理命(ほすせりのみこと)・火遠理命(ほおりのみこと)と申す二柱の御子を生ませ給ひしに、火須勢理命は海幸彦として、自ら海の物を獲給ふ幸おはし
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#00478 2017.6.7
扶桑皇典(8) -天孫の降臨・中-
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高皇産霊神・天照大御神は、大国主神の、この御国を天孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に奉り給ひしからに、瓊瓊杵尊を葦原中国(あしはらのなかつくに)に降し坐さんと為させ給ひて、天照大御神は、三種(みくさ)の神器(かむたから)を瓊瓊杵尊に賜ひ、殊に神鏡を賜ふ時には、宝祚(ほうそ)の無窮を宣(のたま)はせ、高皇産霊神は供奉(ぐぶ)の諸神の棟梁たる天児屋
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#00476 2017.5.25
扶桑皇典(6) -諸神の御国造-
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顕宗天皇の御代三年といふに、日神・月神は、阿閉臣事代(あえのおみことしろ)といふ人に憑(か)からせ給ひて、「吾が御祖(みおや)高皇産霊神は、天地鎔造の御功あり」と宣(のたま)ひて、神地を献(たてまつ)らせ給ひし事あり。
然れば、後に諸神たちの、尚、国土を造り給ひしを思ふに、大己貴神たちをはじめて、諸神たちは、外国もあれど、主(むね)とこ
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#00474 2017.5.13
扶桑皇典(4) -天地開闢・中-
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伊邪那岐・伊邪那美二柱の大神は、国土、神人、万物を生み給ひての後、伊邪那岐大神は、伊邪那美大神の、火神・迦具土神を生み給ひしに依りて、御身労(わずら)はせ給ひて、黄泉国に出でましゝを嘆かせ給ひて、御跡を追ひて黄泉国に出でまして、図らずもその国の穢れに触れさせ給ひしかば、驚きて逃げ出で給ひて、伊邪那美大神の追ひ来ませるをも顧み給はずて、千引(ち
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#00473 2017.5.7
扶桑皇典(3) -天地開闢・上-
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天地の開闢を説かんとするに、世の学者は理論を以て推定せんとして、「太陽は一大火集なり、火雲の凝集せるなり。大地は岩球、岩層の二大部分を以て説くべし。月と星とは、その質、地球と同じくして、共に太陽の光輝を受けて耀くなり」と論ずれども、これは物ありて後の論にして、一物無き代の論にはあらず。
然れば、開闢の時の如き、未だ一物も無き時の事は、そ
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#00472 2017.5.1
扶桑皇典(2) -人世-
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人世は、人事・神事(幽事)相依り相随ひて、糾(あざな)へる縄の如く、吉凶禍福、纏綿(てんめん)して、輪の端無きが如くなれど、人こそ知らね、人世に発生する種々の事は、皆、神の幽契に依る事なれば、人事を論ぜんには、須(すべか)らく、まずこの神事より知らざる可らず。然(しか)れども、神事を知らんとするには、天地の間には人界の外に神界(幽界)ありて、
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