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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。

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#00243 2013.7.19
『幽界物語』の研究(13) -仙境の修行-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境では苦行を勤めるようなことはないのか。」

幸安 「誠に恐ろしい行があります。私も所々の山中谷々で、水・火の苦行や断食の勤めをさせられたことが多く、中でも去る辛(かのと)亥(い)の年の四月頃は富士山に登り、大雪の中で
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#00242 2013.7.13
『幽界物語』の研究(12) -幽界文字の存在-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境にもこの界のように暑さを凌ぐ扇があるのか。机、筆、墨、紙などはどうか。文字の姿は。書籍はあるのか。」

幸安 「仙境には四季寒暑の苦は無いため、扇は用いません。机は高い唐机ですが、平らな岩の上でものを書くこともありま
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#00241 2013.7.7
『幽界物語』の研究(11) -詩歌について-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境に詩歌、管絃集会の遊びもあるのか。」

幸安 「仙境ではもっぱら詩歌を作ります。歌は三十一字です。詩は一章で、平仄(ひょうそく、漢詩を作る時に守るべき平声字と仄声字の配列)や韻字(句末で韻を踏む字)はありません。その
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#00240 2013.7.1
『幽界物語』の研究(10) -仙境の生活-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境にも厠(かわや)があると承っているが、幽界の人も現界の人のように両便も致すのか。」

幸安 「仙境の人も物を食うため、両便とも致します。私も厠に入った時に中を覗き見ましたが、井戸のように深くて底は暗く、どのようになっ
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#00239 2013.6.25
『幽界物語』の研究(9) -仙境の気候-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境にも昼夜や明闇はあるのか。また十二時の定めはあるか。また、かの界にいる時は一日あるいは一刻なども現界のように長短に思うのか。」

幸安 「昼夜共に明るいことは、この界の白昼のようです。日輪の出入りは見えますが、光を借
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#00238 2013.6.19
『幽界物語』の研究(8) -仙たちの飛行-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「お前が山人に誘われてこの家を出て行こうとする時、後ろを振り返って見ると、この家や瓦町、若山(和歌山)市中の人家など、眼下に見えるのか。空中に踏むべき雲があるのか。あるいは風が吹く時は絵に描かれた仙人のように冠の紐や衣の裾な
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#00237 2013.6.13
『幽界物語』の研究(7) -仙境の礼節-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生「仙境では人に礼する法があるのか。」

幸安 「人に礼するには、三礼の九礼、三礼の六礼、三礼の一礼と申す法があります。三礼とは三度額(ぬか)づくことです。私が師仙君に謁する時にも、下座で三礼し、次の間に入って三礼し、次の対面
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#00236 2013.6.7
『幽界物語』の研究(6) -愚賓・鬼とは?-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「愚賓(ぐひん)は魔境のものと聞いているが、仙境にもいるのか。」

幸安 「愚賓は卑しい別境のもので、仙家より支配は致しません。しかしながら、愚賓が官位する際は師仙の方へ拝謁に廻勤致します。愚賓は全て鞍馬山が本都で、そちら
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#00235 2013.6.1
『幽界物語』の研究(5) -幽界の位階-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「仙境の人と現界の人と、その形はどうだ。」

幸安 「仙境の人々が綺麗で貴いことは、この人間界より遥かに勝れています。私の名を仙境では清玉心異人(せいぎょくしんいじん)と申しますが、これは清浄利仙君が付けて下さった名前です
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#00234 2013.5.27
『幽界物語』の研究(4) -清浄利仙君の館-
『幽界物語』( #0231【『幽界物語』の研究(1) -概略-】>> )より(現代語訳:清風道人)

参澤先生 「清浄利仙君はどんな館にお住まいなのか。」

幸安 「清浄利仙君の館は板屋根で、大竹を瓦のように葺き、柱は松樹を四つ割にして造られています。地は皆瓦敷きです。家造の彩色は黒と赤の二色を用い、とても綺麗に見えました。」

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