|
自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
会員登録をいただくと、タイトルに●の付いている会員様専用の記事閲覧と、
「清風道人(せいふうどうじん)」への質問欄『Q&A(会員様のみ)』のご利用と過去の質問および回答を閲覧いただけます。
更新情報メールの配信をご利用頂けます。
会員登録はこちらから>> カードでのお申し込み 銀行振込でのお申し込み |
|
#00468 2017.4.6
無病長生法(12) -調和体容-
●
|
第三には、体容を調和すべし。体容を調和するには、座るに正しく直(すぐ)なるを要とす。脊骨の前へ屈(かが)むは悪し、後ろへ反るも宜しからず。頭を平正にして、仰がず俯(うつむ)かず、鼻と臍と相対し、耳と肩と相通るやうにすれば真直ぐになるものなり。
頭は昂(の)びたるを良しとし、肩は低(た)れたるを佳しとす。胸は成る丈(たけ)打ち開きたるが好
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00467 2017.3.30
無病長生法(11) -調和睡眠-
●
|
第二には、睡眠を調和すべし。凡そ人の世に居(お)るや、百般の事柄に付きて、時々刻々に眼・耳・鼻・舌・身の五官を使用せざるは無し。この五官の神経は悉(ことごと)く頭脳に輻輳(ふくそう)し来(きた)りて、頭脳は即ち五官の本府なること、諸省の内閣に於けるが如くなるが故に、五官の一度(ひとたび)動いて精神これに応ずる度毎(たびごと)に、その精神の府な
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00466 2017.3.23
無病長生法(10) -調和飲食-
●
|
文を考へ武を講じて国家を維持せむと思ふ賢人も、教を立て道を明らかにして人世を扶持(ふち)せむと思ふ君子も、身に病苦あればその仁術を行ふこと能(あた)はず。如何なる英雄豪傑と雖(いえど)も、病魔に妨げられてはその雄略違算を施す所無く、如何なる王公貴人と雖も、病苦に苦しめられてはその栄耀安楽を享くるに地無し。当(まさ)に知るべし、人生の幸福は無病
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00465 2017.3.17
無病長生法(9) -摂生総論-
|
道人(川合清丸大人)、先に無病長生法本論を著はすの後、苟(いやしく)も摂生の事に係れる書籍は得るに任せて閲読せしに、この頃、擇善居櫻寧(たくぜんきょえいねい)室主人の著はせる『壽艸(ことぶきぐさ)』及び『養性訣』を一覧せり。その要は、飲食、睡眠、体容、呼吸、心意の五事を調和するに在り。簡にして約なりと云ふべし。
而(しか)してその調和の
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
#00462 2017.2.26
無病長生法(6) -吐納法・上-
●
|
神仙不老不死の法には種々修行の有るが中に、最も大切なるはこの吐納法なれば、無病長生法に於ても又その重要なるを知るべし。 凡そ人の世に在る間、大気を呼吸せざること僅々(きんきん)数分間なれば即ち死す。大気による栄養の重要なること、世界万物の中、この右に出るもの無し。かく重要なる大気を身内に納めて、以て栄養の根本に培(つちか)ふ、これこの法の大
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
|
|
#00460 2017.2.14
無病長生法(4) -灌水法-
●
|
人体の表面は全く皮膚を以て包めること、人の知る所なるが、この皮膚は柔軟ながらも一種の弾力を具へて、よく体内の諸器を保護し、併せて血管、気孔、汗腺、神経、毛髪等のものを有して表面を栄養潤沢す。 しかのみならず、常に新鮮の大気を吸収してよく全体を養ひ、併せて体内なる老廃無用の汚気を体外に駆逐排出するの機能を有せり。医家にてはこの機能を皮膚呼吸と
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|
#00459 2017.2.8
無病長生法(3) -導引法-
●
|
人の身体は血気を以て栄養す。故に気血の循環滞り無ければ、身体壮健にして精神快活なり。もし渋滞すれば、その部局、或はだるく、或は疾(やま)しく、総身何となく不活発にして、精神これが為に怏々(おうおう)たり。これ導引法ありて以てこれを対治する所以(ゆえん)なり。
導引の法は、まず盤座して(盤座の法は僧家の結跏趺坐(けっかふざ)に似て少しく違
|
|
カテゴリ:無病長生法 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
|