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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。

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#0024 2010.4.6
幽顕分界という歴史的事実
 日本の古伝によると、世のはじめ、いわゆる「神代」といわれる時代は、現在のように顕界(あらわよ)と幽界(かくりよ)とが判然と分かれていなかったために、神と呼ばれる存在と人間とが雑居する時代でした。 #0023【この世界だけがすべてではない】>> 
 「大祓詞(おおはらえのことば)」にも、「草の垣葉をも語(こと)止(や)めて」とある
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#0023 2010.3.31
この世界だけがすべてではない
 わたしたちが日常生活をおくっているこの世界を、やまとことばで「あらわよ(顕界)」といい、わたしたちの五感で感知できない異次元世界を「かくりよ(幽界)」といいます。そして宮地水位先生の『異境備忘録』に「幽界は八通りに別れたれども、またその八通りより数百の界に別れたり」とあるように、この幽界には、尊い神々の世界をはじめ、神の眷属(けんぞく)の世界
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#0022 2010.3.24
豆ツ魔の伝承
 話のついでに、「豆ツ魔」と呼ばれるものについても言及しておきたいと思います。豆ツ魔は、まれに人の肉眼にも触れることのある霊物で、その形状は人間と同じですが、ただ身長は10~15cmほどで甲冑(かちゅう)を身にまとい、槍(やり)や太刀を持ち、小さな馬に乗って多数現れ、合戦をしたり、種々の業(わざ)を現して幼児を誑(たぶら)かして悩ませます。これ
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#0021 2010.3.18
悪念妄想の正体(3)
 人間として肉体生活を続ける限り、三尸(さんし)は、断っても断っても不死鳥のように化生してきますが、これを庚申(かのえ・さる)の夜ごとに(下尸は60日ごとに、中尸は120日ごとに、上尸は180日ごとに)幽中に交わることを阻止し、斬死させて好悪伐命の根元を断つことに努力を重ねるのと、あきらめてその成長を放任するのとでは雲泥の差があることは明らかで
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#0020 2010.3.12
悪念妄想の正体(2)
 もともとこの三尸(さんし)という霊物には使命が二つあることが伝えられています。 #0019【悪念妄想の正体(1)】>> 
 まず一つは内在の魔物として人をそそのかし、好悪伐命に仕向けることですが、もう一つの使命は十二支十干でいう庚申(かのえ・さる)の日(年・月・日・時刻において、十二支と十干が循環しており、庚申という日は60日に一度
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#0019 2010.3.7
悪念妄想の正体(1)
 さらにわたしたち人間には、七魄に属する三尸(さんし)と呼ばれる霊物と、その三尸に属する九蟲(きゅうちゅう)と呼ばれる霊物がそなわっていることも明らかにしたいと思います。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>>

 三尸
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#0018 2010.3.3
「はらひきよめ」という日本文化
 肉体から発する情の力は非常に強く、魂が魄を制するのはとても難しいことですが、古代日本人は自然にその智恵を身につけていました。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>> #0017【心の中の葛藤とは?】>> それは、諸外国から儒教や仏教、その他の教学や文化が流入
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#0017 2010.2.27
心の中の葛藤とは?
 道教は中国古学ともいえるもので、『雲笈七籖(うんきゅうしちせん)』や『抱朴子(ほうぼくし)』などの道書類には、この魂魄についても「三魂七魄」という説があり、よくその説明がなされています。 #0015【人間の本性は善か悪か?(1)】>> #0016【人間の本性は善か悪か?(2)】>>

 まず三魂とは、その名を「爽霊(そうれい
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#0016 2010.2.22
人間の本性は善か悪か?(2)
 また、魂のはたらきを性(やまとことばではココロネ)といい、魄のはたらきを情ともいいますが、これだけ聞くと、情というものは悪しきものであると思われるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
 性にしたがう情であれば、つまり魄が魂にしたがっているわけですから、これは人間にとって最も善い状態といえるでしょう。しかし性にしたがわない情は、
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#0015 2010.2.17
人間の本性は善か悪か?(1)
 人間の本性が善であるか悪であるかについては、主に儒教などで語られてきましたが、日本古学では次のように説かれています。

 実は人間の霊魂の活用には、魂(こん)と魄(はく)の二種類の区別があります。魂魄(こんぱく)というのは漢字の音読みですが、これをやまとことばでは、魂を「みたま」あるいは「をだましひ」、魄を「みかげ」あるいは「めだましひ」と
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