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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00343 2015.3.10
『異境備忘録』の研究(28) -神仙界の養生法-
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「明治八年二月二十日、玄丹先生に伴はれて日向の高千穂峰に登る。この時、三十四符を受く(天満宮の楼門より行く)。この山、八合より上、大熱大風し上るべからず。雄黄(いおう)臭ふ。匍蔔(はらばい)して上る。谿水(けいすい)雷の如し。御天上に登る。こゝに鉾あり。所謂(いわゆる)逆鉾(さかほこ)なり。この傍、赤色神忽(たちま)ち顕れ忽ち隠る。この辺りにて
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#00342 2015.3.4
『異境備忘録』の研究(27) -神仙界の宴-
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「神仙界に入りたる人に食物を送らんと思へば、その人の名を呼びて何所にても供へる時は、神仙界に居る人の眼前へその物忽(たちま)ち現ずるなり。それを食ふ真似をして腹張るなり。これは供物の正気(せいき)を食ふとも云ふ。 又、現世にて供へたる品は、調養司(ちょうようし)と云ふより、その供へたる品の替りとて寸分も違はぬ品を渡されて、真物を食ふ事あり。又
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#00341 2015.2.26
『異境備忘録』の研究(26) -神仙感応経-
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「羽前国の人にて竹内某とて、玄角大真人の伴になりて神仙界へ安政二(1855)年の頃より出入りする人あり。その人の根元は常に『太上感応篇(だじょうかんのうへん)』を誦読(しょうどく)して、行ひ正直にして父母に孝敬し、神仙を慕ひ願ひ、朝夕空に向ひて『大祓詞(おおはらえのことば)』と『太上感応篇』とを誦して、幽冥に坐(ま)す神仙等とて拝礼する事怠らず、遂に
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#00340 2015.2.20
『異境備忘録』の研究(25) -神仙と成った人々-
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「神集岳の官属の中にて、余(よ)が川丹先生に問ひて知りたる霊魂のみの神等は、記式官三百神の中にては、百済川成(くだらのかわなり)、舎人(とねり)親王、菅野真道(すがののまみち)、太朝臣安麿(おおのあそんやすまろ)、水戸西山、源順(みなもとのしたごう)、斎部広成(いんべのひろなり)、小野篁(おののたかむら)、大江匡房(おおえのまさふさ)、谷川士清
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#00339 2015.2.14
『異境備忘録』の研究(24) -勲功を立てる-
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「先年、土佐国種崎町と云ふ所へ、年頃二十歳ばかりの男、老母一人を連れ来りて商家に滞泊して、価を取らず薬を病者に与へて忽(たちま)ち功験を発し、或(あるい)は禁厭(まじない)を行ひて病者を癒しけるに、その事市中に名高くなりて、堅磐が耳にも入りてければ、日々我が家に出入りする男子・万屋楠馬(よろずやくすま)と云ふを使として、「水位寿真、現名・宮地堅
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#00338 2015.2.8
『異境備忘録』の研究(23) -神仙界の刑法所-
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「神仙界の刑法所は三ヶ所あり。一所は北に向ひ、菅原道真公、武内宿禰公の二霊この所を常に掌り給ふ。菅公は左冥司大之中津大兄官に坐(ま)して、武内宿禰公は右刑司中津大兄官なり。 一所は南に向ひて右の一所と川を隔て向き合ひたり。この所は大国主神及び少名彦那神の代命・事代主神掌り給へり。 一所は大なる杉林の中にあり。この所は大罪によりては霊魂をも
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#00336 2015.1.27
『異境備忘録』の研究(21) -幽界の羽団扇-
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「杉山僧正、大山僧正、火衣僧正等の飛行する時は、小鷹大鷹飛行の三印を結びて後、団扇を以て先を差し飛行するなり。」『異境備忘録』
「大山僧正、杉山僧正の大空より志したる山に下るには、雲霧にてその山も見えぬ時は空より九字を切り、次に指にて○、十、□を書き、「風神」と三唱して、十文字の中と思ふ所を口にて吹き、次に羽団扇(はうちわ)を左右に振りて両
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#00334 2015.1.14
『異境備忘録』の研究(19) -宇宙間飛行-
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「古鷲に乗りて杉山、大山二僧正の先に立ちて行く時、風なくして息の出来難き空に至る時は、鷲の翼の両脇より風吹き来るなり。これには術ある事にて、それはある年三月三日の朝、杉山僧正の古鏡を八面榊の枝に掛けて伊邪那岐尊、伊邪那美尊を祭りてありける時に、酒豆腐の饗応(きょうおう)にあひたる時、「明日は月界に伴ひ行くなり。その行く時の法は秘してありしが、人
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