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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。

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#00773 2022.4.27
天地組織之原理(14) -玄妙の神理-
 或る人問ふ、開闢以来天地の間に未だ一器物も無き時なるに、この沼矛は如何にして成りしものなりや。 #0772【天地組織之原理(13) -地球修理固成の神勅-】>>

 答ふ、総て天地の間に於て、この時までは葦牙(あしかび)の如きものとあるより外に一器物も無き時なるは素よりのことにて、万物の元種は伊邪那岐・伊邪那美命より起こりしことなる
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#00772 2022.4.21
天地組織之原理(13) -地球修理固成の神勅-
「こゝに天神(あまつかみ)諸(もろもろ)の命(みこと)以(もち)て、伊邪那岐命伊邪那美命二柱の神に、このたゞよへる国を修理固成(つくりかためなせ)と詔(の)りたまひて、天沼矛(あめのぬほこ)を賜ひて言依(ことよさ)したまひき。」

 さてこゝに「天神諸の命以て云々」とある「天神」は、本居先哲は別天五柱神ならんと云はれ、平田先哲は造化三神なりと
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#00771 2022.4.15
天地組織之原理(12) -神世七代-
「次に成りませる神の名(みな)は宇比地邇神(うひぢにのかみ)、次に妹(いも)須比智邇神(すひぢにのかみ)。次に角杙神(つのくひのかみ)、次に妹活杙神(いくひのかみ)。次に意冨斗能地神(おほとのぢのかみ)、次に妹大斗乃弁神(おほとのべのかみ)。次に於母陀流神(おもだるのかみ)、次に妹阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)、次に伊邪那岐神、次に妹伊邪
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#00770 2022.4.9
天地組織之原理(11) -太陽系中の古伝-
 さて前の講述にて粗(ほぼ)天地分判の道理は了解あるべしと雖(いえど)も、『日本書紀』の開巻第一の伝とは大に明文の異なるものなれば、尚前説を確かめんが為に『日本書紀』巻首の文を大略の講じ置くべし。

「古(いにしえ)、天地(あめつち)未だ割(わか)れず陰陽分れざる時、渾沌(こんとん)として鶏子(けいし)の如し。溟涬(ほのか)にして牙(きざし)
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#00769 2022.4.3
天地組織之原理(10) -国之常立神及び豊雲野神-
「次に成りませる神の名(みな)は国之常立神(くにのとこたちのかみ)、次に豊雲野神(とよくもぬのかみ)。この二柱の神も独神(ひとりかみ)成りまして隠身(かくりみ)なり。」

 さて前に講じたる道理にて、既に天地分判しその清明なるものに造化分担の神坐すに於ては、分体したる重濁なるものにも必ず又造化分担の神坐さゞるを得ざる理(ことわり)なるを以て、
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#00768 2022.3.28
天地組織之原理(9) -分霊分担の原則-
 さて前に講じたる次の伝に「次に天之常立神(あめのとこたちのかみ)」とあり。この神名の「天」は日球高天原の神なるが故にアメ(天)と云へるにて、この神の又の名を天之底立神(あめのそこたちのかみ)とも天之壁立神とも申し奉ることにて、その「常立神」とあるは先哲の説に「常はトコシヘにて常住の意、立は戸など物の境を立て切る意なり」とあり。
又の御名の「底
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#00767 2022.3.22
天地組織之原理(8) -宇麻志阿斯訶備比古遅神-
「次に国稚(いし)く浮脂(うきあぶら)の如くしてくらげなすたゞよへる時に、葦牙(あしかび)の如く萌騰(もえあが)る物に因りて成りませる神の名(みな)は宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)、次に天之常立神(あめのとこたちのかみ)、この二柱の神も独神(ひとりかみ)成り坐して隠身(かくりみ)なり。上の件(くだり)五柱の神は別天神(こと
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#00766 2022.3.16
天地組織之原理(7) -本霊と分霊-
 或る人問ふ、造化三神の御徳粗(ほぼ)了解せり。然るに三神共別天幽中の幽府則ち天之真中なる大極に坐す隠身(かくりみ)の神と聞こえて、吾太陽系のみならず他の恒星天に至るまで造化し給ふ御徳なるに、神典の明文中この後に至りて皇産霊の両神は吾太陽日球中に坐して諸神に神勅を降し給ふ等のことあるは全く隠身とも窺はれず、如何。

 答ふ、御尤もの御質疑なり
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#00765 2022.3.10
天地組織之原理(6) -造化三神の御神徳-
 さて前に講じたる天之御中主神の次に高皇産霊神、神皇産霊神とあり、『古事記』には高御産巣日神、神産巣日神と文字を仮用(かよう)せられたり。文字は素より深き関係あるものには非ざれども、この神名の如きは平田先哲『日本書紀』の一書(あるふみ)を採り「皇産霊」と改められたるは然ることにて、文字も意に近きに随て可とす。総て今日は皇産霊の字を用ゆるを常とす
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#00764 2022.3.4
天地組織之原理(5) -「神」の語解-
 さてこゝに「成りませる神の名は」の本語に就て粗(ほぼ)意見を講じたれば、これより天之御中主神の御名に就て講究すべし。この御名の「天之御中主」とあるアメは大宇宙を指す本語なり。「御中」の御は尊称なれども又ミとマとは通ふ言詞なるが故に、この神名の御中は本居・平田両先哲共に真中の意と云はれたり。真中と云ふは中央の云ひなり。
 「主」は本居先哲の説に
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