|
自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
会員登録をいただくと、タイトルに●の付いている会員様専用の記事閲覧と、
「清風道人(せいふうどうじん)」への質問欄『Q&A(会員様のみ)』のご利用と過去の質問および回答を閲覧いただけます。
更新情報メールの配信をご利用頂けます。
会員登録はこちらから>> カードでのお申し込み 銀行振込でのお申し込み |
 |
#00696 2021.1.20
宮地神仙道修真秘訣(22) -内心の端直-
|
「劉向(りゅうきょう)が『新論』に、将(まさ)に情欲を収めんとせば、まず五關(かん、関)を斂(おさ)めよ、五關は情欲の路、嗜好の府なり。目、綵色(さいしょく)を愛す、命じて性を伐つの斤(おの)といふ。耳、淫声を楽しむ、命じて心を攻むるの鼓といふ。口、滋味を貪る、命じて腸を腐らすの薬といふ。鼻、芳香を悦ぶ、命じて喉を燻(いぶ)すの煙といふ。身、轝
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00695 2021.1.14
宮地神仙道修真秘訣(21) -内端の要路-
●
|
「気を下丹田に収むる事は真人の至って重んずる事にて、『荀悦(じゅんえつ)甲鑑』に、臍に隣する三寸これを関と謂ふ、道者は常に気を関に致す、これを要術と謂ふ。また『難経』に、臍下腎間の動気は人の生命なり、十二経の根本なり、故に名づけて原と曰ふ。また趙公鼎(こうけん)の『脉望(ばくぼう)天機』には、臍下一寸三分なり。また『難経』の註に、臍下腎間の動気
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00694 2021.1.8
宮地神仙道修真秘訣(20) -行住坐臥の法-
●
|
「常に口中にて唾を練りて服用する時は腎水となり、竟(つい)に清血となりて汚血を消して無病の良体となる口中の霊薬なれば、必ず吐き捨つるなかれ。『本草綱目(ほんぞうこうもく)』にこの唾の事を時珍が云へるに、人の舌下に四竅(しきょう)有り、両竅は心気に通じ、両竅は腎液に通ず。心気は流れて舌下に入りて神水と為り、腎液は流れて舌下に入りて霊液となる。
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00693 2021.1.2
宮地神仙道修真秘訣(19) -導引の諸法-
●
|
導引法には気血の流行を図り保精養生を目的とする種々の方法があり、老子の四十二勢の導引法、鐘離(しょうり)の八勢導引法、赤松子(せきしょうし)の十八勢導引法、胡見素(こけんそ)の五臓十二勢導引法など各々師家独自の導引法を遺してゐるが、明(みん)朝の大司馬浚川(だいしばしゅんせん)の『摂生要義』中の導引篇には古来幾十種の導引法を綜合して体系的に十
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
|
 |
#00691 2020.12.21
宮地神仙道修真秘訣(17) -服気胎息法-
●
|
「夫(そ)れ仙を学ぶの術たるや、生気の時を待ちて、瞑目鎮心し、虚無恬憺(てんたん)、耳聞くこと無く口言ふこと無く、握固(あっこ)して口より塵気(じんき)を吐くこと三度、鼻を以て生気を吸ひ以て身体の下丹田に蔵(おさ)む。良(やや)久しくして意に随ひて徐(おもむろ)にこれを吐くこと三度、舌を以て唾を練り嚥下(えんか)すること三回にして眠る。 明朝
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00690 2020.12.15
宮地神仙道修真秘訣(16) -万法の大元は感想の道-
|
上の十二感想の秘法は僊官至人の極めて重んずる所にして、世々血を啜(すす)りてその十二法名を伝へ術を秘して授けざるなり。 (清風道人云、「血を啜りて」とは師弟が互いに血を出し合い、それを互いに飲む儀式を行うこと。仙家に於ては、弟子が生涯を賭けた尊い汗と膏(あぶら)の結晶をもって金人金馬を調(ととの)えて師家に捧げると、師家はそれを見ることあたか
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00689 2020.12.9
宮地神仙道修真秘訣(15) -合一法及び自成法-
●
|
「夫れ霊感の術たるや道玄を同じくして玄関を異にす。その行に十二法あり。十一に合一法と曰ふ。」
この法は夜半に及びてこの図を帯び、北に向ひ瞑目して祝して曰く、「北極大和元神、元始天尊、太玄玉女、五方童子、左右英明童子、玄胎合一、混沌合一、神霊合一、五方合一、真精合一、我その真一(しんいつ)に居して変化を得んことを願ふ」。 祝し畢(おわ)り
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00688 2020.12.3
宮地神仙道修真秘訣(14) -鏡感法、感圍秘法及び使歩法-
●
|
「夫れ霊感の術たるや道玄を同じくして玄関を異にす。その行に十二法あり。八に鏡感法と曰ふ。」
この法は雨夜、鏡面に向ひて、香を焚き燈火を燃やし、瞑目半ばにしてこれを窺ひ、魂の脱出して鏡中に現ぜんことを思ふ。感想やゝ久しくして四童子を現ずれば、則ちその名を呼ぶべし。一に曰く「青気童子」、二に曰く「白気童子」、三に曰く「赤気童子」、四に曰く「黒
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |
#00687 2020.11.27
宮地神仙道修真秘訣(13) -空玄想感法及び通谷法-
●
|
「夫れ霊感の術たるや道玄を同じくして玄関を異にす。その行に十二法あり。六に空玄想感法と曰ふ。」
この法は毎夕閑坐(かんざ)して香を焚き燈火を燃やし空玄微妙経の咒を読む。その咒に曰く、「夫(そ)れ人は皆空玄真一(くうげんしんいつ)に本づき、真一に出で真一に帰す。真一変化して人と成り、人また人を生ず。人は腎を生じ、腎また人を生ず。故に腎は人な
|
|
カテゴリ:宮地神仙道修真秘訣 |
続きを読む>>
|
|
|
|
|
 |