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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00321 2014.10.27
『異境備忘録』の研究(6) -神集岳の形状-
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「明治八年二月二日、清浄利仙君の使者・玄丹先生に伴はれて神集岳(しんしゅうがく)に至る。大永宮(だいえいきゅう)並びに理上宮(又云、小璃宮(しょうりきゅう))に至り、仙令方に拝謁致し、帰る道にて小童君を拝す。これは空行の時なり。」『幽界記』
宮地水位先生が宇内の第一の大都・神集岳に入られた記録で最も古いものは『幽界記』に記されたこの条です
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#00322 2014.11.2
『異境備忘録』の研究(7) -宇内の大評定-
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「川丹先生に問ふ、「人の死して後、魂は何処に参り候や」、答、「魂に通りありて日界に至るもあり、罪により月界に至るあり、又、地球上の冥府に属するもあり。然(しか)れども千里の外に遊歴せし魂も、招呼する時は忽然と玉の飛ぶよりも早く来るなり。又、月界に属する魂は地球と両界の境に空気の漂ふ所あり、ここにて他の魂を待ち合せ、七、八つに至りて集合して一つに
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#00323 2014.11.9
『異境備忘録』の研究(8) -青真小童君-
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「少名彦那大神は変化無比の神にして、伊邪那岐尊の代理として大司命左定官にして、常には髪は垂れて腰に至り、十二歳ばかりの御容貌にて、背に太刀を佩(は)き団扇を持ち、青色の衣を着給ひ、御腰の左右に幅六寸ばかり、長さ五尺ほどの平緒の黒白を六筋ずつ、左右に着け給ふ。」『異境備忘録』
『幽界物語』中で島田幸安が少名彦那神に拝謁した時のことを「お姿の
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#00324 2014.11.15
『異境備忘録』の研究(9) -長生不死の道-
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「明治八年二月十五日、召ありて筆山(ひつざん)より至る。玄丹先生に伴はれて行く。抑々(そもそも)この山は加久土命(かぐつちのみこと)、石長姫命(いわながひめのみこと)を祭る。又、加久土御室山と云ふ。火気甚(はなは)だくして草木生ぜず(阿波国五剣山の乾(いぬい、北西)の方にあり、一国の高山なり)。 この時山上に至れば、石上に小童君坐(ま)しませ
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#00325 2014.11.21
『異境備忘録』の研究(10) -諸真形図-
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「明治十年一月二十九日黎明、小童君に伴はれて神集岳大永宮に至る。午十二時頃、要用万事済みて帰る時、川丹先生の室に入らせ給ふ。この時、諸々の真形図(しんぎょうず)を拝見す。その図各々左の如し。 風元山真形図。游岳真形図。天関界図。冠長山真形図。河岳八元図。元都玉京山紫蘭真形図。浮根人長山真形図。玉宝五元真形図。混沌七化真形図。集霊山真形図。八会
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#00326 2014.11.27
『異境備忘録』の研究(11) -「運命」の正体-
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「小童君が神界にて司命の簿籙(ぼろく)を毎年十月九日より改定し給ふ時は、御頭に金色なる簫(笙)に似たる物を二つ合せたるが如き冠を召し、その中より孔雀の尾、三尾を出し給へり。左の御手に、長さ三尺ばかりの丸木に白玉三十二貫きたる緒の総(ふさ)の付きたるを持ち給ひて、霊鏡台に向ひて座し給へり。」『異境備忘録』
地上人類はもとよりのことですが、顕
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#00327 2014.12.3
『異境備忘録』の研究(12) -神仙界の御掟-
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「明治元年の頃、川丹先生に伴はれて空中を飛行するの砌(みぎ)り、雲霧の中を凌(しの)ぎ行きけるが、東南の方より螺貝(ほらがい)の音高く響き来るあり。川丹先生の云ふ、「饒速日命(にぎはやひのみこと)、五十猛命(いそたけるのみこと)の御通りなり」とて、拝しける間に螺貝の音近くなりしが、雲霧忽(たちま)ち晴れたるに金光のキラキラとして乾(いぬい、北西
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#00329 2014.12.15
『異境備忘録』の研究(14) -肉転仙の幽助-
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「明治九年三月五日、川丹(せんたん)先生、清定君(せいじょうくん)の御使に来る。この時、余(よ)問ふに、「友人に仙道を請慕する者あり、神界へ伴ひ給ふ事は如何(いか)に候や」、答に、「神の許容又御召しの外(ほか)、この川丹等濫りに伴ひ参る事叶はず。今日神界を窺ふとも、明日又その界を見んと思へども許容なき時は見る事能(あた)はず。清浄利仙君、杉山清
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#00330 2014.12.21
『異境備忘録』の研究(15) -罪を憎んで人を憎まず-
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「明治八年四月一日夜、谷氏の邸を出つる時、吸江の橋上に御迎あり。神集岳の清定君の宮中に至る。大永宮の西にあり、西方より入る。穴より入るなり。その入口には番所の如き屋あり、その内に入れば山の内を通る穴にして、終(つい)に通り抜けると神集岳の大川見ゆるなり。玄丹先生曰く、「これより独行すべし」と。それより独行す。 行きて木のほぐほぐと生えたる所に
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