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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
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#00771 2022.4.15
天地組織之原理(12) -神世七代-
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「次に成りませる神の名(みな)は宇比地邇神(うひぢにのかみ)、次に妹(いも)須比智邇神(すひぢにのかみ)。次に角杙神(つのくひのかみ)、次に妹活杙神(いくひのかみ)。次に意冨斗能地神(おほとのぢのかみ)、次に妹大斗乃弁神(おほとのべのかみ)。次に於母陀流神(おもだるのかみ)、次に妹阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)、次に伊邪那岐神、次に妹伊邪
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#00772 2022.4.21
天地組織之原理(13) -地球修理固成の神勅-
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「こゝに天神(あまつかみ)諸(もろもろ)の命(みこと)以(もち)て、伊邪那岐命伊邪那美命二柱の神に、このたゞよへる国を修理固成(つくりかためなせ)と詔(の)りたまひて、天沼矛(あめのぬほこ)を賜ひて言依(ことよさ)したまひき。」
さてこゝに「天神諸の命以て云々」とある「天神」は、本居先哲は別天五柱神ならんと云はれ、平田先哲は造化三神なりと
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#00774 2022.5.3
天地組織之原理(15) -地球自転の始まり-
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「故(かれ)、二柱の神、天浮橋(あめのうきはし)に立たして、その沼矛を指し下して画きたまへば、鹽(しお)こをろこをろに画き鳴して引き上げたまふ時に、その矛の末(さき)より垂落(したた)る鹽累積(つも)りて島と成る。これ淤能碁呂島(おのごろしま)なり。」
伊邪那岐・伊邪那美命は天神の勅(みことの)りに随ひ、この地球に降り給ひてまず「天浮橋に
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#00776 2022.5.15
天地組織之原理(17) -地球の縦横-
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或る人問ふ、御弁明によりて天沼矛の御徳了解せり。御説の如くなれば、この沼矛を指し下し給ふは地球の北極に当るべき理(ことわり)なり。然りとする時は伊邪那岐・伊邪那美命の両神は平田先哲の説の如く北極紫微宮より降り給ふの道理なるに、前の御講述による時はこの両神は太陽高天原より降り給ひしとの御説なり。 この説をして実天地の現象に合せて考ふれば、この
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#00777 2022.5.21
天地組織之原理(18) -地球の内部組織-
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これまでの講述にて、この地球に自転の起こりしと、又この時代未だ一面の泥海にて淤能碁呂島(おのごろしま)と云ふ浮島が一つ出来たばかりと云ふことは粗(ほぼ)知らるゝことなれば、これより次の伝は伊邪那岐・伊邪那美命の両神国土生産の神伝を講述するに於て、就ては参考の為にこゝに一篇の話を致し置くのでありますが、これは本伝講述外の事として御聞取りになりた
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#00778 2022.5.27
天地組織之原理(19) -地球の外部組織-
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これ余(よ)が始めて心付きし一家の講究説でありますから、御注意までに申し置くことでありますが、前の談話にて地球海底の内部に想像を及ぼして地球の組織を講究すべきものと云ふことは道理に於て動かすべからざる理(ことわり)なりとのことは粗(ほぼ)御合点でありますが、こゝに今一つ参考の為に話し置かねばならぬことがあります。 #0777【天
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#00779 2022.6.2
天地組織之原理(20) -即化の神術-
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「その島に天降り坐して、天之御柱(あめのみはしら)を見立て、八尋殿(やひろどの)を見立て。」
さて本伝に「その島に天降り坐して」とあるは申すまでも無く伊邪那岐・伊邪那美命、淤能碁呂島(おのごろしま)に天降り給ひしと云ふまでのことなり。「天之御柱を見立て」とあるは彼(か)の天沼矛(あめのぬほこ)を淤能碁呂島の中に築き立て給ひて、その矛を天之
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#00780 2022.6.8
天地組織之原理(21) -造化の真伝-
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「こゝにその妹(いも)伊邪那美命に、汝身(ながみ)は如何にか成れると問ひ給へば、吾身(あがみ)は成り成りて、成り合ざる所一所在りと答(まお)し給ひき。こゝに伊邪那岐命詔(の)り給はく、吾身は成り成りて、成り余れる所一所あり。故(かれ)、この吾身の成り余れる所を以て、汝身の成り合ざる所に刺し塞ぎて、国土(くに)生み成さむとおもふはいかにとのり給へ
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