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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。

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#00451 2016.12.22
『本朝神仙記伝』の研究(69) -雲水行者-
 雲水(うんすい)行者はその姓名を知らず、また何国の人と云ふことを明かさず。諸人その名を問へば、唯「雲水の行者なり」と答へたりとぞ。僧か俗か詳らかならず。髪は後ろに長く垂れたりと云ふ。

 元文(げんぶん)年間より信州小諸領(こもろみね)の岩窟(いわや)の中に住みて、神妙の事ども多きにより、衆人信仰して、卜筮(うらない)咒術(まじない)等を頼
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#00452 2016.12.28
『本朝神仙記伝』の研究(70) -足柄山五仙人-
 足柄山の五仙人は、正覚院(しょうかくいん)と云ひ、満善坊と云ひ、十全院と云ひ、養徳医師と云ふ。今一人はその名を知らず。皆、足柄山に住む仙人なり。孰れもその元何人(なんびと)たりしかを詳らかにせず。唯、養徳医師のみは、江戸日本橋の辺(ほとり)に医業を為したる者なりと云ふ。固(もと)より山中の隠者にして、絶へて知る者無かりしが、猟師・水原文五郎な
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#00453 2017.1.3
『本朝神仙記伝』の研究(71) -米叟上人-
 米叟上人(べいそうしょうにん)は何人(なんびと)たるかを詳らかにせず、またその常住の所を知らず。よく音楽に通じて、その秘曲を知りたりと云ふ。

 土佐国の藩士に谷好井(たによしい)と云へる人あり、即ち谷秦山(しんざん)先生の後にして、今の谷中将の先なり。国学を以て名あり。
 嘗て京都に遊べる時、鞍馬山に於て米叟に遇ひ、催馬楽(さいばら)の、
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#00454 2017.1.9
『本朝神仙記伝』の研究(72) -甲斐徳本-
 甲斐徳本(かいのとくほん)は、その姓は永田氏なり。その父母及び生国を知らず。伊豆、武蔵の間を行き廻り、薬籠を負ひて、「甲斐の徳本一服十六銭」と呼びて薬を売り歩く。

 江戸に在りける時、徳川秀忠公病あり、典薬(てんやく)の諸医、手を尽くせども験(しるし)無かりけるに、誰が申しけむ、徳本を召して治療を為さしむ。不日にして平癒したり。
 こゝに
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#00455 2017.1.15
『本朝神仙記伝』の研究(73) -御殿林仙人-
 御殿林(ごてんばやし)仙人は信濃国更科郡御殿林に住む仙人なり。元上野国(こうずけのくに)の生まれと聞こゆれども、何人(なんびと)たることを知らず。明治九年、同郡榊宿(さかきじゅく)の在なる六月(みなづき)村の農夫・信平(しんべい)なる者に遇へるに因りて世に知らるゝことゝなれり。

 今その大要を挙げむに、抑々(そもそも)榊宿は天文年間、村上
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#00456 2017.1.21
『本朝神仙記伝』の研究(74) -河野至道寿人-
 河野至道(しどう)寿人(じゅじん)は、名は久、通称は虎五郎、後に俊八と改む。豊後国杵築(きつき)の旧藩士なり。天保七年三月を以て同国国東(くにさき)郡安岐浦(あきうら)の豪家・永松四郎左衛門の三男に生まれ、十四歳にして河野氏に養はる。同家は大阪中之島越中橋蔵屋敷の定詰(じょうづめ)にして、中小姓勘定役(ちゅうこしょうかんじょうやく)を勤む。明
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#00457 2017.1.27
無病長生法(1) -総論-
(清風道人云、『無病長生法』の著者である川合清丸大人は、因幡国・太一垣神社の神職であった父親の影響もあって幼少から神道を学び、同神社の社掌宮司、更に大神山(おおがみやま)神社の権宮司を務められましたが、京都、大阪、東京等へ遊学した際、日本人の信仰心や道徳心の荒廃した風潮を目の当たりにし、これをきっかけに神道だけでなく儒教、仏教、キリスト教等につ
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#00458 2017.2.2
無病長生法(2) -素食法-
 飲食は身を養ふものなり。然(しか)るに世間の病を見るに、十の六、七は飲食より起これり。これ身を養ふ所以(ゆえん)のものを以て、却て身を傷(そこな)ふものなり。悲しきことの限りにあらずや。
 今それ宝玉を以て雀を撃つ者あらば、吾も人もその愚を笑はむ。至て重き物を捨てゝ、至て軽き物を得むとすればなり。世の貴重なるもの、人身に若(し)くは無し。然る
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#00459 2017.2.8
無病長生法(3) -導引法-
 人の身体は血気を以て栄養す。故に気血の循環滞り無ければ、身体壮健にして精神快活なり。もし渋滞すれば、その部局、或はだるく、或は疾(やま)しく、総身何となく不活発にして、精神これが為に怏々(おうおう)たり。これ導引法ありて以てこれを対治する所以(ゆえん)なり。

 導引の法は、まず盤座して(盤座の法は僧家の結跏趺坐(けっかふざ)に似て少しく違
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#00460 2017.2.14
無病長生法(4) -灌水法-
 人体の表面は全く皮膚を以て包めること、人の知る所なるが、この皮膚は柔軟ながらも一種の弾力を具へて、よく体内の諸器を保護し、併せて血管、気孔、汗腺、神経、毛髪等のものを有して表面を栄養潤沢す。
 しかのみならず、常に新鮮の大気を吸収してよく全体を養ひ、併せて体内なる老廃無用の汚気を体外に駆逐排出するの機能を有せり。医家にてはこの機能を皮膚呼吸と
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