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#00452 2016.12.28
『本朝神仙記伝』の研究(70) -足柄山五仙人-
 
 
 足柄山の五仙人は、正覚院(しょうかくいん)と云ひ、満善坊と云ひ、十全院と云ひ、養徳医師と云ふ。今一人はその名を知らず。皆、足柄山に住む仙人なり。孰れもその元何人(なんびと)たりしかを詳らかにせず。唯、養徳医師のみは、江戸日本橋の辺(ほとり)に医業を為したる者なりと云ふ。固(もと)より山中の隠者にして、絶へて知る者無かりしが、猟師・水原文五郎なる者に依りて世にその名を知らるゝに至れり。

 今その大要を挙げむに、水原文五郎は相模国小田原在なる鹿山と云へる里の猟師なり。その父は水原文弥長信(ぶんやながのぶ)と云ひて、北条氏康に仕へし武士なりしとぞ。
 ある年の冬、文五郎雪を侵して足柄山に猟しけるが、山上に人の物語りする声頻(しき)りに聴こえければ、甚(いと)奇異の思ひをなし、忍び足にてその方へ進み近付き、物陰より窺ひ見けるに、八、九十歳ならむと覚しき老翁五人ありて、雪の降り掛かるも風の吹き荒(すさ)むも知らぬ顔にて、相互ひに物語りしつゝ打ち興じて居(おり)けるとぞ。

 文五郎愈々不思議に感じ、そこに腰を据へてこれを聞くに、初めは山田仁左衛門(にざえもん)が暹羅軍(しゃむろぐん)の談(はなし)なりしかど、それは半途より聞きたれば首尾定かに判然とせず。次に上座なる一老、「兎角(とかく)我等の一生は、この界の規律に従ひて、寿命を長く保ち、人界の所為を助けて正道に導き、天然を楽しむが第一のことぞ。方々もまた然(しか)らむ」と云へば、その左座に居りし一老、上座の老翁に向ひ云ひけるは、「正覚院殿は本年何歳になられつるか」と問ふに、答へて、「我は十ずつ九返りに二つ足らず」と云ふ。

 また問ひて、「如何なる行を修めて、かくは長寿せしや」と云へば、これに答へて、「満善坊の御問ひなれば辞(いな)び難し。いで我が長寿せしやうを語りてむ。方々も互ひに語られよ」とて、まず正覚院と聞こえしが云ひ出けるは、「余(よ)は十四、五歳の時より、煮焼きせる物は一切食せざるのみならず、多く穀物を遠ざけ、果物を食とせり。果物もまた一日一回にて、その他は天地の気を食せり。それは晴天の朝夕、山野に於て、まず体内の悪気(あしけ)を吐き出し、次に清浄なる山気を吸入して腹中に満たしむ。かくせば食欲を忘れて一日は保たるゝも、一度果物を食せざる時は身体少し衰弱を覚ゆる故に、これを覚えざらむが為に果物を以てするなり。この他は毎日冷水を浴ぶるのみ。故を以て身体常に新清なれば、病根身に宿らずして心中快活なり」と云ひつゝ、その対座せる人に向ひ、「十全院の長寿話は如何(いかが)あらむ。聞かまほし」と云ふ。

 こゝに十全院と指されし一老答へて、「余は本年十ずつ八返り猶八つ余りぬ。余は幼少の頃より身体至りて健全なりしかば、五十を超えるまで医薬の味を知らざりき。五十四の頃、心地稍(やや)悪しかりしに、人の勧むるが故に一回医師に薬を請ひたり。翌朝起き出ずるに、心気甚だ爽やかにして、前日の病苦を忘る。即ち医師に就きてその故を問ふに、医師云ふ、『貴辺(きへん)の骨体従来神仙の相あり。然れども天食を用ひざるが為に脱俗せられざるのみ。須(すべか)らく人食を減ぜしめむが為に、この薬を奨めしなり。その薬は三味にしてこれこれなりき』と云ふ。この時更に問ひて、『天食とは何々にして、人食とはまた何々なりや』と云へば、医師これに答へて、『人食とは即ち火食物を云ふ。天食とは不火食物を云ふ。以後は両食を中分してこれを用ひ、漸々(ようよう)にこれを遠ざけよ。既に然る時は、もし仙境に入らざるも、生涯病根を断つべし』と。爾後(じご)その言を守りて、遂に火食を断つ。一身が今日あるものは、即ち次席なる養徳医師の術、その半ばに過ぎぬ。故にこの余は養徳医師に問はれよ」と云ふ。

 こゝに於て養徳医師の云ふやう、「余は今年百十歳なり。その始め、余は十二歳にして江戸に在り、幕府の侍医・何某に就きて医学を修め、後に日本橋の辺に於て業を開きぬ。而(しか)して日々来(きた)りて診を乞ふ者を閲(けみ)するに、生来の強弱に因する者もあれど、多くは摂生のその体器に相応せぬより病根を起こせる者どもなり。まず摂生の体器に相応せぬと云ふべき者、凡そ三つあり。一には労働の体器に相応せぬより病根をなす者、二には食力と体力と不平均を来すより起こる者、三には天食と人食と化合せぬより起こる者、凡そこの三種なり。この内第一と第二は、雇医と雖(いえど)も診断することを得べきも、第三に至りては雇医の力の及ぶ所にあらず。我が国神代に於ては衣食のことありと雖も、その事項甚だ少なき者は、天食多くして火食少なき故なり。人、口に漸々美味を覚えしより、次第に人食を欲して天食を忘るゝ傾きを生じ、遂に人命を短縮するに至れり。今にしては習ひ性と成れるが故に、人食は一日も措くべからず。然れども生来健全なること十全院の如き者は、人食のみを過ごす時は、体力の剛強と成りて、心気甚だ衰弱し、遂に病根をなすに至る。これ即ち天食と人食との化合を失するが故なり。嘗て十全院に天食を用ふべき理(ことわり)を語りて、『漸次に加減せば、身体健全なるは勿論、神仙の境に出入するを得む』と誘導したるも全くこゝに在り。また余が十全院を誘導しながら、この境に入ることの却て遅かりしは、生来健全なる性格ならざるに因す。余は医術上よりこの境に入るべき法を知れるも、如何なる体格の者を、余が性格を作る手本とすべきかを悟らざりき。十全院を診察するに至り、大いに悟る所ありて、その性格を作るに苦心したり。即ち清冷なる庭園に出て、体力を計りて石を弄すること数回、身汗ばむを以て度となす。これを用ふること年余にして、まず予想したる性格を有したり。然れども天然神仙の骨相を有せざるが為に、その境に近付くも尚俗人を脱すること能(あた)はず。依りて薬草を考へて軽飛草を用ふ。而して後、天食の度と人食の度とを対比し、日常これに用意せしに、稍(やや)飛行の自身に調(ととの)ふを知り、以て遂にこゝに至り、十全院とこの境に相見ることを得しなり云々」と語る。

 時に山上の杉の古木の梢に、笛の声の如き風音起こる。これは如何にと怪しみて瞳を転じ、梢上(しょうじょう)を注視せし間に、五老は忽ち去りて影蹟(かげ)を留めず、その行方を見失ひけるとぞ。
 こゝに文五郎は愈々奇異の感を増し、手に持ちし火縄を見るに、只灰のみになりあるにぞ。宛(さなが)ら夢の覚めたる心地し、一鳥獣をだも得ずして家に帰りけるが、妻に聞くに、暫しが間と思ひしに、早くも三日間を経て居りしとぞ。このこと誰云ふとなく語り伝へて、遂には世に漏れ、人にも知らるゝ事とはなりしとかや。

 厳夫云、本伝は、相模国大山の人・逸見(へんみ)仲三郎氏の寄贈されたるをこゝに載せたり。この五仙人の物語の中に、正覚院と云ひつるが「我は十ずつ九返りに二つ足らず」と云へるは、九十歳に二つ足らずと云ふこと、また十全院と云ひつるが「本年十ずつ八返り猶八つ余りぬ」と云へるは、八十歳より八つ超えたりと云ふことなれば、共に八十八歳なりと云ふに異なること無し。

 かくてこの二人が長寿法のことを云へるは、専(もっぱ)ら火の入れたる物を食ふを人食と名付け、火の入らざる物を食ふを天食と名付け、結局人食を為す者は短命にして、天食を為す者は長寿を保つものとし、猶正覚院の云へる所に因れば、天食を為すが上に、体内の悪気を吐き出し、天地の清気を吸ひて長寿を得たりとし、また養徳医師の説にては、適宜の運動を為してその身の性格を作り、また軽飛草と云へる薬草を用ひ、所謂(いわゆる)天食と人食と対比して、これまた適宜を計り、稍(やや)自身に飛行の調ふを知りて、遂に仙境に入ることを得たりと為すものゝ如し。

 然るにこの天食と人食とを説きて寿命の長短を云へるに就きては、別に説あれども今これを云はず。但し天地の清気を食して長生を得たりとあるは、実に然ることにて、これに思ひ合すべきことあり。
 それは余、嘗てある師の説を聞きしに、「気を服するに法あり、漸(ぜん)を以て妙に入る」と。その法たるは、凡人百の内、朝昼夕と三回に三椀ずつを食し、九椀の飯を食ふ者にありては、まず始め百日の間はその昼の一椀を減じ、これに易(か)ふるに空気を服し、以てその一椀の欠を補ひ、次の百日間はまた夕の一椀を減じ、これに易ふるに空気を服することを増してその欠を補ひ、またその次の百日間は朝の一椀を減じ、これに易ふるに空気を服することを猶増してその欠を補ひ、三百日にして三椀を減じ、元一日九椀食したる者、六椀にて空腹を感ぜざるに至る。
 これより猶またこの順序に依りて百日毎に一椀ずつを減じ、三百日にして更に三椀を減じ、一日三椀にて空腹を覚えざるに至り、猶またこの順序に依りて百日毎に一椀ずつを減じ、三百日にして更に三椀を減じ、遂に一椀をも食はずして少しも飢餓を感ぜず、全く絶穀して生命を保つことを得るに至り、前後九百日にしてこの田地には達するものなりと云ふ。

 またその空気の服し方に就きては、『稚川内篇』釈滞巻に云へることあり。曰く、気を行ふ者、或は以て百病を治すべく、或は以て瘟疫(うんえき)に入るべく、或は以て蛇虎(じゃこ)を禁ずべく、或は以て瘡血(そうけつ)を止むべく、或は以て水中に入るべく、或は以て水上に行くべく、或は以て飢渇(きかつ)を辟(さ)くべく、或は以て年命を延ぶべし。
 その大要は胎息するのみ。胎息を得る者はよく鼻口を以て呼吸せず、胞胎の中に在るが如くなれば即ち道成る。始め気を行ふことを学ぶに、鼻中気を引きてこれに陰を閉じ、心にて数へて百二十に至り、即ち口を以て微(すこ)しこれを吐く。これを引くに及びて皆、己が耳をしてその出入のこと有るを聞かしむることを欲せず、常に入ること多く出ること少なからしむ。鴻毛(こうもう)を以て鼻口の上に着け、気を吐きて鴻毛動かざるを侯(しるし)とす。漸(ようや)く自ら転じてその心にて数ふる数を増し、久しく以て千に至る。千に至れば即ち老ひたる者更に少なうして、日に一日を還す。

 それ気は生気の時を以て服すべし、死気の時を以て服すべからず。故に曰く、「仙人六気を服す」と。これこの謂(い)ひなり。一日一夜十二時あり、その半夜より以て日中に至りて六時を生気となし、午後より以て夜半に至る六時を死気となす。死気の時、気を行ふて益無きなりと云ひ、またその気を用ひて奇異を顕はすことを説きて、蓋(けだ)し気を用ふる者は、水を吹けば水これが為に数歩逆流し、火を吹けば火これが為に消え、虎・狼を吹けば虎・狼、伏して動き起(た)つことを得ず。蛇・虺(はみ)を吹けば蛇・虺、蟠(わだかま)りて去ること能(あた)はず。もし他人、兵刃の為に傷(やぶ)られたる時、これを吹けば血即ち止まり、毒虫に当てらるゝこと有るを聞きては、その人を見ずと雖(いえど)も遥かに為に吹きて我が手を祝す。男は我が左を吹き、女は我が右を吹く。而してかの人、百里の外に在りと雖も即時に癒ゆ。但し人の性多く騒がしければ、よく安静にしてその道を修むる者少なし。

 また気を行ふの大要は、多く生菜肥鮮の物を食ふことを欲せず、人をして気強くして閉じ難からしむ。また当に憤怒を禁ずべし、憤怒多ければ即ち気乱れて溢るゝことを得ず。或は人をして咳を発せしむ、故によくこれを為す者有ること少なし。
 余(葛洪)が従祖・仙公、常に大酔ひし、及び夏天盛(さかん)に熱すれば、即ち深淵の底に入りて、一日ばかりにして出る者は、正によく気を閉じて胎息するの故のみと云へり。これ気を服して長生し、且つ奇異を顕はす大要を挙げしものなり。

 今これに因りて案ずるに、本伝の正覚院が天地の清気を食して長寿を得たりと云へるは、定めしこの行気の法を修めたるものなるべし。また養徳医師の薬草を考へて軽飛草を用ひ、稍飛行の自身に調ふを知りと云へる、軽飛草とは如何なる草か、これを知らざれど、或は本書に載せたる漆部造麿が妻の伝の下に云へる、仙薬中の草芝百二十種の内の物なるかも知るべからず。 #0396【『本朝神仙記伝』の研究(14) -漆部造麿が妻-】>>
 またこの伝中、水原文五郎が五老の物語を聞きしは暫時の間と思ひしに、家に帰りてその妻に聞けば、早くも三日間を経て居たりとあるは、本書の中に載せたる大口山の女仙の許に行ける壮士の、宵(よい)より深更(しんこう)に及べる間と思ひの外に、早くも一周日を経て居たりとあるに似て、自ずからにこの五老の如き、全く魔界のものにあらずして、仙境の人たるを証するに足るべし。 #0428【『本朝神仙記伝』の研究(46) -大口山女仙-】>>

 而してこゝに今一つの云はざるを得ざることあり。それは気を服するの極意は胎息にあり、故に服気と云ひ、食気と云ひ、行気と云ひ、練気と云ひ、調気と云ひ、用気と云ひて、その名多しと雖も、その実、胎息を得るの法を修むるものにあらざるは無し。 #0343【『異境備忘録』の研究(28) -神仙界の養生法-】>>
 これ等の委(くわ)しきことを知らむと欲せば、『中山玉櫃(ちゅうざんぎょくき)服気経』あり、『茅山(ぼうざん)賢者服内気訣』あり、『尹真人服元気術』あり、『神仙絶穀食気経』あり、『太元先生服気法』あり、『墨子閉気行気法』あり、『太清王老口伝服気法』あり、『項子食気法』あり、『中天師服気要訣』あり、『王説山人服気新訣』あり、『嵩山(すうざん)李奉時服気法』あり、『幻真先生調気法』あり、『延陵君練気法』あり、『中獄郄倹食気法』あり。
 また胎息に就きても、『胎息経』あり、『胎息精微論』あり、『胎息根旨要訣』あり、『袁天綱(えんてんこう)胎息訣』あり、『太始氏(たいしし)胎息訣』あり、『王子喬(おうしきょう)胎息訣』あり、『張景和胎息訣』あり、『許棲厳胎』あり、『王方平胎息訣』あり、『性空子胎息訣』あり、『幻真先生胎息銘』あり、この外枚挙に遑あらず。
 これ等の諸書に就きて研究せば、服気の法及び胎息の法の訣に於て、大いに得る所あるべし。故に因みに聊(いささ)かこれを云へるのみ。

(清風道人云、清浄利仙君が主宰される仙境「赤山」では、現界の火が入った品を食することを固く忌み、万が一人界の火の通ったものを食した際には、三日間の除穢の火行を被ることが『幽界物語』に記されています。 #0240【『幽界物語』の研究(10) -仙境の生活-】>>
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清風道人
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