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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00801 2022.10.12
天地組織之原理(42) -火神の出顕-
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「次に火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)を生みたまふ。亦の名(みな)は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)と謂(まお)し、亦の名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)と謂す。この子(みこ)を生みますにより美蕃登(みほと)灸(や)かれて病み臥(こや)せり。」
この本文は『古事記』の明文なるが、まずこの「火之夜芸速男神」と云ふ御名の「夜芸」と
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#00802 2022.10.18
天地組織之原理(43) -金神・土神・水神の出顕-
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「多具理(たぐり)に成り坐せる神の名(みな)は金山毘古神(かなやまびこのかみ)、次に金山毘売神(かなやまびめのかみ)。次に屎(みくそ)に成り坐せる神の名は波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)、次に波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)、次に尿(ゆまり)に成りませる神の名は弥都波能売神(みつはのめのかみ)。」
この伝に「多具理に成り坐せる神の
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#00803 2022.10.24
天地組織之原理(44) -六元の徳-
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これより前の講述に次て四元の徳を講究すべし。然れども神典によりて講ずる所は化学の理論とは大に異なるものにして、化学の論ずる所にては四元の元素より物質のみを細密に論究するものにて、火は温素と光素の集合より起こり、水は水素と酸素の集合より起こるものと論ずるが如き論なれども、神典に於て論ずる所は物質元素の集合を論ずるものに非ず。
既に物質は集
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#00804 2022.10.30
天地組織之原理(45) -木神・草神の出顕-
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「木神(きのかみ)、名(みな)は久々能智神(くくのちのかみ)を生みたまひ、野神、名は鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)を生み給ふ。亦の名は野椎神(ぬづちのかみ)と謂(まお)す。」
こゝに挙げたる明文は『古事記』神生みの段(くだり)三十二神錯簡(さっかん)の中にて木神の野神との伝のみを撰び採りたり。平田先哲はこの二神は全く豊受神の幸魂(さきみ
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#00805 2022.11.5
天地組織之原理(46) -和久産霊神の出顕-
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『日本書紀』曰く、「軻遇突智神(かぐつちのかみ)、埴山姫神(はにやまひめのかみ)に娶(みあ)ひまして稚産霊神(わくむすびのかみ)を生みたまひき」。 『古事記』曰く、「この神の子(みこ)、魂(みたま)、豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)と謂(まお)す」。
こゝに記紀の明文を合せて挙げたる所以(ゆえん)は、『古事記』の伝は水神の次に和久産霊神
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#00806 2022.11.11
天地組織之原理(47) -泣澤女神の出顕-
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「故(かれ)、伊邪那美神は火神を生みませるに因りて、遂に神避(かむさ)りましき。」
こゝに挙げたる明文は別に解を加へずともよく聞こえたる通り、火神を生み坐せるが為に伊邪那美命は美蕃登(みほと)を焼かれ給ひて、遂にこの上国(うわつくに)を去り地下の幽府に就き給ふと云ふ伝へなり。 然るを後世人間の思想を以て死し給ふことの如く考ふるは大なる誤
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#00807 2022.11.17
天地組織之原理(48) -建き神々の出顕-
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「こゝに伊邪那岐命、佩(は)かせる十拳剣(とつかのつるぎ)を抜きて、その子(みこ)迦具土神(かぐつちのかみ)の頸(みくび)を斬り給ふ。こゝにその御刀(みはかし)の前(さき)に箸(つ)ける血、湯津石村(ゆついわむら)に走(たばし)り就きて成りませる神の名(みな)は石拆神(いわさくのかみ)、次に根拆神(ねさくのかみ)、次に石筒之男神(いわつつのおの
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#00808 2022.11.23
天地組織之原理(49) -火神の変化玄妙の霊徳-
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こゝに初学講究の為、注意を加へ置くべし。前に講じたる如く伊邪那岐命の火神を斬り給ふによりてかく霊妙なることあるは信じ難きことなれば、暫く人為を離れ思ひを太古に廻らして、この時は太陽・地球の関係は如何なるものと云ふことを思ひ起こして考ふべし。 前に講述したる通りこの時代は未だ太陽と地球とは漸く離れたるのみにて、今日の如く遠ざかりたる時ならず、
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#00809 2022.11.29
天地組織之原理(50) -大山津見神の出顕-
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「殺さえましゝ迦具土神(かぐつちのかみ)の頭(みかしら)に成りませる神の名(みな)は正鹿山津見神(まさかやまつみのかみ)。次に胸(みむね)に成りませる神の名は淤膆山津見神(おどやまつみのかみ)。次に腹(みはら)に成りませる神の名は奥山津見神(おくやまつみのかみ)。次に陰(みほと)に成りませる神の名は闇山津見神(くらやまつみのかみ)。次に左の手(
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#00810 2022.12.5
天地組織之原理(51) -黄泉国-
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「故(かれ)、斬りたまへる刀(みはかし)の名(みな)は天之尾羽張(あめのおはばり)と謂(まお)す。亦の名は伊都(いつ)之尾羽張と謂す。」
この御剣は申すまでも無く伊邪那岐命の御物にして、造化奇成の神術にて成りしものなれば、その剣徳の霊妙なるは云ふまでも無きことにて、この御剣の霊(みたま)は高天原に坐して天之尾羽張神と申し、八百万神もその神
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