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自然の摂理から生まれた学問である日本古学を「清風道人(せいふうどうじん)」が現代と未来に伝えていきます。
日本古学から学ぶ「自然の摂理」と「日本古来の精神」が次の豊かで健やかな世界を創るヒントとなることを願って。
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#00851 2023.8.8
天地組織之原理(92) -天照大御神の出御-
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「こゝに天照大御神、怪(あや)しとおもほして天石屋戸(あめのいわやど)を細めに開きて、内より告(の)りたまへるは、吾(あ)が隠(こも)りますによりて、天原(あまのはら)自ずから闇(くら)く、また葦原中国(あしはらのなかつくに)も皆闇からむとおもふを、何の由(ゆえ)に天宇受売(あめのうずめ)は楽(あそび)し、また八百万神諸(もろもろ)咲(わら)ふ
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#00852 2023.8.14
天地組織之原理(93) -須佐之男命の清心-
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『日本書紀』曰く、「こゝに素盞鳴尊、日神(ひのかみ)に白(まお)して曰(のたま)はく、吾(あれ)更に昇(まい)来る所以(ゆえ)は、衆神(もろかみたち)我(あれ)を根国(ねのくに)に処(いねと)ひき。今当(まさ)に就去(まか)りなむとす。もし姉(なねのみこと)と相見(あいまみ)へまつらずは、終に忍び離(わか)る能(あた)はず。故(かれ)、実(まこ
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#00853 2023.8.20
天地組織之原理(94) -五十猛神の御功業-
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『日本書紀』曰く、「この時素盞鳴尊、その子(みこ)五十猛神(いそたけるのかみ)を師(ひき)ひて新羅国(しらぎのくに)に降到(くだ)りまして、そしもりの処(ところ)にましまして、乃(すなわ)ち興言(ことあげ)して、この地(くに)は吾(あれ)居(お)らまく欲せずと白(の)りたまひて、遂に埴土(はに)を以て舟を作り、乗らして東に渡りまして出雲国の簸(
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#00854 2023.8.26
天地組織之原理(95) -須佐之男命の神勅-
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『日本書紀』曰く、「素盞鳴尊、韓郷(からくに)の島はこれ金銀(こがねしろがね)有り。もし吾(あ)が児(みこ)しらさむ国に浮宝(うきたから)有らずは佳(よ)からじと曰(の)りたまひて、乃(すなわ)ち鬚髯(みひげ)を抜きて散(あが)ちたまへば即ち杉と成る。又胸(みむね)の毛を抜きて散ちたまへばこれ檜と成り、尻(みしり)の毛はこれ柀(まき)と成り、眉
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#00855 2023.09.1
天地組織之原理(96) -須佐之男命、出雲の地へ-
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「出雲国の肥の河上に在る鳥髪(とりかみ)の地(ところ)に降りましき。この時、箸(はし)その河より流れ下りき。こゝに須佐之男命、その河上に人有りけりと以為(おも)ほして、尋ね覓(ま)ぎ上り往きましゝかば、老夫(おきな)と老女(おみな)と二人在りて、童女(おとめ)を中に置きて泣くなり。汝等(いましたち)は誰ぞと問ひたまへば、その老夫答言(まお)す、
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#00856 2023.09.7
天地組織之原理(97) -八俣遠呂智の正体-
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「こゝに、その形は如何にと問ひたまへば、その目は赤かゞちの如くして、身一つに八頭(やがしら)八尾(やお)有り。亦その身に蘿(こけ)及び檜(ひ)・椙(すぎ)生ひ、その長き谿(たに)・八谷(やたに)、峡(お)・八尾に度(わた)りて、その腹を見れば悉(ことごと)に常に血の爛(ただ)れたりと答白(まお)しき。こゝに須佐之男命、その老夫(おきな)に詔りた
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#00857 2023.09.13
天地組織之原理(98) -神典中に見える天然の道義-
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「故(かれ)、その中の尾を切りたまふ時、御刀(みはかし)の刃(は)毀(か)けき。怪しと思ほして、御刀の前(さき)を以て刺し割(さ)きて見そなはしゝかば、都牟刈(つむかり)の大刀(たち)在り。」
こゝに前に朗読したる『古事記』本伝の次より明文に掲げて講述すべし。「その中の尾を切りたまふ時、御刀の刃毀けき」とあるは、八俣遠呂智の八つの尾を切り
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#00858 2023.09.19
天地組織之原理(99) -雷神の出顕-
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『先代旧事本紀』曰く、「素戔嗚尊、乃(すなわち)ちその蛇(おろち)を斬りしかば、その蛇八段(やまた)と為りて段毎に雷(いかづち)と成る。総て八つの雷と為り、飛躍(おどり)て天に昇る。これ神異(くしび)なることなり。」
こゝに挙げたる明文は『先代旧事本紀』の「地神本記」の伝にして、平田先哲も成文に挙げられたる伝なるが、これは全く記紀共にその
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#00859 2023.09.25
天地組織之原理(100) -須佐之男命の御歌-
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「故(かれ)、こゝを以てその速須佐之男命、宮造るべき地(ところ)を出雲国に求(ま)ぎたまひて、須賀の地に到り坐して詔(の)りたまはく、吾(あれ)この地に来まして我(あ)が御心すがすがしと賀(の)りたまひて、その地に宮作りて坐(ま)しましき。故、その地は今に須賀と云ふ。この大神、初め須賀宮を作りし時に、その地より雲立ち騰(のぼ)りき。故、御歌(み
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#00860 2023.10.1
天地組織之原理(101) -大国主神の御系統-
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「兄(みあに)、八島士奴美神(やしまじぬみのかみ)云々。この神、刺国(さしくに)大神の女(みむすめ)、名は刺国若比売に娶(みあ)ひて生みませる子(みこ)、大国主神。亦の名(みな)は大穴牟遅神(おおなむちのかみ)と謂(まお)し、亦の名は葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)と謂し、亦の名は八千矛神(やちほこのかみ)と謂し、亦の名は宇都志国玉神(うつ
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