二柱の神、天之浮橋に立ち、その沼矛を指し下して画きたまへば、塩こをろこをろに画き鳴して引き上げたまふ時、その矛の末より垂り落つる塩、累なり積もりて島と成りし。これ淤能碁呂島なり。(『古事記』)