是(ぜ)なる道は則ち進み、非なる道は則ち退く。邪径を覆(ふ)まず、暗室を欺かず。徳を積み、功(こう)を累(かさ)ね、心を物に慈しみ、忠孝友悌、己を正しくして、人を化す。孤(こ)を矜(あわれ)み、寡(か)を恤(めぐ)み、老(おい)を敬い、幼(よう)を懐(な)ずけ、昆虫草木もなお傷(やぶ)る可からず。宜しく人の凶を憫れみ、人の善を楽しみ、人の急を済(すく)い、人の危きを救うべし。(『神仙感応経』)